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侍ジャパン

「怒りをぶつけて20点差!」中国戦で圧巻コールド勝ちの韓国代表に母国メディアも興奮!「バット爆発だ」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.13

20安打で22点を叩き出した韓国打線。2勝2敗のプールB3位で今大会を終えた。(C)Getty Images

20安打で22点を叩き出した韓国打線。2勝2敗のプールB3位で今大会を終えた。(C)Getty Images

 韓国代表が驚きの猛ラッシュで最終戦を締めた。

 3月13日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールBは最終日を迎え、第2試合で韓国が中国と対戦。なんと22対2で5回コールド勝ちを収め、2勝2敗のグループ3位で大会を終えた。22得点はWBCにおける1試合最多の新記録だ。

 1回が終了して2対2と不穏な立ち上がりだったが、ここから韓国は、投手陣の制球と守備の不安定さが顕著な中国を一挙に攻め立てる。3回に8点、4回に6点、5回に4点と打線が止まらず、15点差以上が付いたため、大会規定によって5回でのコールドゲームが告げられた。

 試合前に3位以下が確定し、3大会連続の1次ラウンド敗退が決まっていた韓国。国内メディア『文化日報』紙は「準々決勝進出を逃した韓国。中国戦に怒りをぶつけて20点差のコールド勝ち!」と銘打ち、「バットが爆発だ。キム・ハソンとパク・ガンウが満塁ホームランを放ち、大勝の立役者となった」などと興奮気味に報じた。
 
 負ければグループ最下位に転落する可能性があった。もしそうなれば、次回2026年大会での本大会シード権を失ない、予選から参加しなければいけなかったが、なんとか面目を保って最悪の事態を回避した格好だ。

 それでも、不甲斐ない大会結果を受けて、韓国のメディアやファンの怒りは収まっていないか。韓国野球への批判と改善要求は盛んに行なわれている。

構成●THE DIGEST編集部

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