侍ジャパンの大谷翔平が披露した小粋なファッションに、チェコ代表のキャプテンが感謝の意を示した。

　現地３月17日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の準決勝に臨む日本代表一行が開催地である米フロリダ州マイアミに到着。ちょっとした話題をさらったのは、その到着ゲートから出てきた大谷の“キャップ”だった。後ろ被りしたそれは日本代表のものと思いきや、よく見るとサイドにチェコの国旗が貼られていたのだ。

　まずこれにすぐさま反応したのが、チェコ野球協会だった。公式ツイッターでチェコ帽子を被った大谷の動画を紹介しつつ、「準決勝に出場するため、日本代表がアメリカに到着！ショウヘイ・オオタニがさりげなくチェコ代表のキャップを被っている。なんて光栄なことでしょう！」と喜びを表現した。
  　そしてさらにこの投稿をリツイートしたのが、WBCのチェコ代表で主将を務めたＤＨのペテル・ジーマだ。同じくツイッターで「チェコの帽子がすごく似合ってるよ、ショウヘイ。ありがとう」と想いを綴った。

　日本が準々決勝でイタリアに勝利した際は、ビールジョッキの画像を添えて祝福してくれたジーマ主将。どうやら日本国内での侍ジャパンが叩き出したテレビ視聴率（世帯別）を知ったようで、今大会のイタリア戦が48.0％、韓国戦が44.4％（ともに関東圏）だった事実を受けて「クレイジーな数字だ」と衝撃を受けた様子だ。

構成●THE DIGEST編集部

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