まさかの“売り切れ”にMLB公式記者も驚きを隠せない。

　いよいよ佳境を迎える第５回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。準決勝へ向け、日本代表が米フロリダ州マイアミに降り立った現地時間３月17日、“ある選手”の着用アイテムがSNSを中心に大きな話題となった。１次ラウンドで対戦したチェコ代表のキャップを被った大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が空港に姿を現したのだ。

　この光景には、チェコ野球協会の公式ツイッターもすぐさま反応。「準決勝に出場するため、日本代表がアメリカに到着！ショウヘイ・オオタニがさりげなくチェコ代表のキャップを被っている。なんて光栄なことだろう！」と歓喜の声を上げ、「オオタニがチェコ代表のギアを身につけているのも悪くない！」と称賛のツイートを連投していた。
  　日本国内だけでなく、世界にも反響を広げたスーパースターの粋な計らいだったが、これだけでは終わらない。現地時間19日、WBCの取材で来日していたMLB公式のマイケル・クレア記者は、公式ツイッターを更新。「チェコ代表キャップを被っているショウヘイ・オオタニの姿が目撃された後、それらは完全に完売してしまった」と伝えている。

　また、大人気となったチェコ代表のキャップについて、「マイアミのチームショップで唯一入手できないチームのようだ」と現地レポートを続けると、「オンラインショップも完全に売り切れている」と報告。こうした大谷の絶大な影響力には、クレア記者も衝撃を隠せないようで、「これがショウヘイ・オオタニのパワーだ」と呟いていた。

　今大会でも圧巻の「ショウタイム」を魅せつけている大谷。グラウンド内のプレーだけでなく、その影響力にはただただ驚かされるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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