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侍ジャパン

「オオタニをずっと忘れない」“ユニコーン”のエッセンスで大会席巻! 大谷翔平を米メディアが激賞「孫に語り継ぐ」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.22

投打にフル回転で世界制覇の立役者となった大谷。(C)Getty Images

投打にフル回転で世界制覇の立役者となった大谷。(C)Getty Images

 現地3月21日(日本時間22日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝で、日本代表はアメリカ代表とローンデポ・パークで対戦。3対2で大一番を制し、14年越しに世界一の座を奪還した。

 侍ジャパンは2回表に先制を許すも、その裏に村上宗隆(ヤクルト)のホームランで同点に追いつけば、ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)の内野ゴロの間に2対1と逆転に成功。さらに4回には、岡本和真(巨人)のソロホームランも飛び出し、リードを2点に広げた。

 8回に1点を返された後、最終回のマウンドを託されたのが、DHで先発し、2安打2打点をマークしていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。先頭にフォアボールで出塁を許したものの、次の打者を併殺で仕留め、2アウト。最後はエンゼルスで共闘するマイク・トラウトからの奪三振で歓喜の瞬間を迎えた。

 28歳の二刀流は、初戦の中国戦で先発投手を務めており、まさに大谷で始まり、大谷で終わる結果となった。
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 米放送局『Fox Sports』も、歴史的な活躍で大会MVPに輝いたサムライを大絶賛だ。「ショウヘイ・オオタニ、“ユニコーン”エッセンスをWBCで存分に発揮する」と銘打ったレポート内で、こう綴っている。

「この2週間、世界最高の野球選手たちがワールド・ベースボール・クラシックに集うなか、ある事実が顕著になった。大会全体で2ウェイプレイヤーは1人しかいない点だ。その名はショウヘイ・オオタニ。そのスター性を間近で見てきた人たちが語るには、オオタニは単なる打者や投手以上の存在である。28歳の彼は、野球の歴史の中で他のどの選手も達成できなかった方法で、両方の技術を習得している」

 そのうえで「私たちはオオタニがこのスポーツに与えた影響を、この先もずっと忘れない。選手、コーチ、監督、ファンは、孫にオオタニという天才の存在を語り継ぐ。しかし、最も素晴らしいのは、彼にはまだ多くのゲームが残されている点だ」と訴えた同メディアは、最後に日本が準決勝で破ったメキシコのベンジー・ヒル監督が残した印象的なコメントを取り上げている。

「彼は世界最高の野球選手というだけでなく、世界最高の選手かもしれない。つまり、彼は史上最高のアスリートかもしれないということだ」

構成●THE DIGEST編集部

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