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侍ジャパン

「僕は日本と繋がれた」ヌートバーがWBCでの来日を回想! 大谷翔平との思い出も語る「生涯の親友に出会えた」

THE DIGEST編集部

2023.03.30

日本での時間はわずかだったが、ヌートバーにとってかけがえのない経験となったようである。(C)Getty Images

日本での時間はわずかだったが、ヌートバーにとってかけがえのない経験となったようである。(C)Getty Images

 日本列島を熱狂させた1か月は、日系人プレーヤーとして歴史を作ったラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)にとってもかけがえのない時間となったようだ。
【WBC PHOTO】ペッパーミルフィーバーで日本をひとつに!ラーズ・ヌートバーを大特集

 去る3月21日(現地)にフロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行なわれたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で、日本代表はアメリカ代表を3対2で撃破。14年ぶり3度目の大会制覇をやってのけた。

 日本球界の精鋭たちが一致団結して果たした世界一。そのなかで小さくない存在感を放ったのがヌートバーだった。

 栗山英樹監督が「どうしてもグローバル化したい」と望んで侍ジャパン入りを叶えた25歳は、グラウンド上では常に全力プレーを見せ続けて攻守に活躍。グラウンド外でも、明るいキャラクターで一躍ブレイクし、ヒットを放った後にみせた「ペッパーミルパフォーマンス」を流行させるなど、多くのファンに愛される存在となった。
 
 愛する母親の祖国である日本を代表した時間は、彼にとっても貴重な経験になったという。現地3月29日に米テレビ局『KSDK News』のコーリー・ミラー記者がツイッターで公開したフラッシュインタビューで、ヌートバーは「本当にクールなことだった」とWBCを回顧。そのうえで、エモーショナルな想いを打ち明けている。

「ずっと会えていなかった家族にも会えたし、日本と再び繋がることもできた。僕はこの過程を通して、何人かの一生涯の親友に出会えたと思う」

 さらにグラウンド内外で親交を深める様子を見せていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)については、「彼は最高だった。常に圧倒されたよ」と感嘆。とくに自身の身体を徹底的に気遣う素振りに「本当に謙虚な男で、見ていて本当にクールだった」と脱帽した。

 はたして、日本での経験を経て、ヌートバーはいかに成長を遂げるのか。現地3月30日に本拠地で迎えるメジャーリーグの開幕戦から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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