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プロ野球

「のびのび野球」で制したリーグ戦と「力の差を感じた」日本シリーズ。来季は8年ぶりの日本一を!【密着女子アナが見た巨人】

真鍋杏奈

2019.12.12

原監督の復帰1年目でペナントレースを制したが、日本シリーズではソフトバンクに完敗した。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

原監督の復帰1年目でペナントレースを制したが、日本シリーズではソフトバンクに完敗した。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 今季、巨人は5年ぶり通算46度目の優勝を果たしました。

 2015年以来3度目の原監督就任初年度で、ペナント奪還。「のびのび野球」をモットーに個々が役割を果たし、持ち味を発揮して、試合でも練習でも笑顔が多かった印象です。

 坂本勇人キャプテン、亀井善行選手、山口俊投手、中川皓太投手など今季活躍した選手はたくさんいますが、その中でもFAで広島から加入した丸佳浩選手の存在は大きかったと思います。移籍したばかりでプレッシャーがある中、全試合に出場し、3番に定着してチームを勝利に導きました。私が春季キャンプで丸選手を初めて見た時、周りがいなくなっても長時間1人で黙々と打撃練習を行なっている姿に感銘を受けました。

 試合中ベンチで相手投手の特徴をメモしている姿を、テレビで見た方もたくさんいると思います。「準備は出来ているので、自分を信じるだけ」と話す丸選手には、いろいろな選手が見て、話して刺激を受けたといいます。

「丸効果」は技術面だけでなく、ホームランを打った際に見せる丸ポーズのパフォーマンスもチームやファンを盛り上げ、原監督やコーチ陣も一緒に丸ポーズをしていました(笑)。

 ただ、「和と動」というスローガンのもと、全員野球で戦って勝ち抜いてきた巨人ですが、日本シリーズではソフトバンクにまさかの4連敗。4試合で合計10得点。守備や走塁でのミスも目立ちました。

 独特な雰囲気がある日本シリーズ。巨人は初経験の選手が多く、「緊張してます」という言葉も多々聞かれ、今季引退を決意した阿部慎之助さんも最後に「力の差を感じた。これが野球」という言葉を残しました。

 来季はこの悔しい気持ちと経験、全てを糧に8年ぶりの日本一の姿が見たいです!
 
 印象に残っているのは、8月9日のヤクルト戦。東京ドームで、10対9で巨人がサヨナラ勝ちした試合です。この試合で巨人は、序盤に7点差をつけられ劣勢でした。しかし坂本選手のリーグ最速の30号ホームランから、4番岡本選手やゲレーロ選手の2打席連続ホームランが出て、最後は延長10回、亀井選手のサヨナラの犠牲フライで試合を決めました。

 最大7点差をひっくり返すミラクルサヨナラ劇。原監督も試合後「神がかっていた」と珍しく興奮気味に話していました。

 今季は負けている時でも『絶対に勝てる』というチームの気持ちが伝わってくる試合が多く、私も信じながらいつも応援し続けていましたが、まさにこの試合は象徴的でした。

 巨人は後半戦で2位DeNAと最大10.5ゲーム差あったのですが、連敗が続いて1ゲーム差まで縮められていました。この試合に勝って、巨人は最後まで諦めない気持ちを取り戻し、また息を吹き返したと思います。
 

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