専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

爆買いドジャースにブレーブス選手が不満を漏らす!“ライバル関係”激化でプレーオフ対戦を期待「素晴らしいドラマが生まれる」

THE DIGEST編集部

2024.02.10

大谷(左)や山本(右)といった大物選手を次々と補強したドジャース。(C)Getty Images

大谷(左)や山本(右)といった大物選手を次々と補強したドジャース。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは今オフ、大谷翔平をはじめとする大物選手を次々に獲得し、2024年シーズンで最も注目されるチームとなった。NPBからは山本由伸も加わり、日米のスタープレーヤーが顔を揃え、豪華な布陣で世界一を目指す。

【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍!ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット!

 だが、他球団のファン、そして選手からもなりふり構わぬ“爆買い”に批判の声が上がっているのも事実だ。今月に入り、アトランタ・ブレーブスのリリーフ左腕、AJ・ミンターが「ワールドシリーズやディビジョンチャンプは金では買えない。もっと多くのことが必要だ」と語ったと、現地メディアが伝えた。

 同リーグ所属球団の投手によるこの発言もあり、ドジャースとブレーブスのライバル関係がさらに強まったと米メディア『Inside The Dodgers』は指摘している。

 補強に計12億ドル(約1740億円)を費やしたことなど、今オフの動きを振り返る同メディアは、「ショウヘイ・オオタニ、タイラー・グラスノー、ヨシノブ・ヤマモト、テオスカー・ヘルナンデスらの入団は、ロサンゼルスにワールドシリーズ制覇の絶好のチャンスを与えている。もちろん、ドジャースはフィールドでタイトルを勝ち取らなければならない」と主張したうえで、世界一への球団の意欲の高さを強調した。

「試合は紙の上では勝てない。ロサンゼルスはそのことをよく知っている。ドジャースは過去3回、10月に圧倒しているが、今シーズンから物語を変える決意を固めている」
 
 一方で、同記事では「多くの人々はドジャースの資金の使い方に満足していない。ブレーブスのリリーバー、AJ・ミンターもその1人だ」、ドジャースが“悪役”の役割も担うと評した。そして「ブレーブスとドジャースは、ここ数シーズン、リーグ全体で最高の2チームだった。それぞれが過去5年間にワールドシリーズを制覇している。ポストシーズンで何度も対戦し、両球団のライバル関係は深まるばかりだ」と指摘するも、以下のよう期待も記した。

「シーズンの最後に両チームが対戦することになれば、素晴らしいドラマが生まれるだろう。ライバル関係は健在なのだ」

 今回のトピックでは米データサイトの予測システムにより、今季の成績予想が「ドジャース102勝、ブレーブス100勝」という結果だったことも紹介されている。

 ナ・リーグ制覇、そして世界一に上りつめるだけの戦力を擁するドジャースとブレーブス。今季の両軍による対戦はさらに熾烈を極めることになりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「大谷くんの邪魔するな!」大谷翔平が一部の報道を否定! “異例の注意喚起”にファンも怒り「報道の自由とはいえ、やり過ぎ」

【関連記事】「これは酷いですね」大谷翔平が寄贈したグラブのタグが転売...。“非道な行為”に怒りの声相次ぐ「業務上横領罪じゃね?」

【関連記事】「いくら看板選手であっても...」大谷翔平の“被災地支援”を巡り韓国では物議も!日本海の表記に抗議「2000年前から東海だった」
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号