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MLB

24年の“四半期賞”に大谷翔平と今永昇太を選出「オオタニはDHとしてMVPを獲得できる」「どの球団もイマナガの攻略法が分からない」

THE DIGEST編集部

2024.05.17

米メディアが選出した「四半期賞」に、大谷と今永が選ばれた。(C)Getty Images

米メディアが選出した「四半期賞」に、大谷と今永が選ばれた。(C)Getty Images

 全球団が40試合以上を消化し、シーズンの1/4が過ぎたタイミングで米メディア『ClutchPoints』は、ここまでで最も活躍した選手を称える“四半期賞”を選定。ナ・リーグのMVPにロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平を、ナ・リーグ新人王にシカゴ・カブスの今永昇太を選出した。
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 打者に専念している大谷については、「どういう理由で、DHにMVPを与えるのか? 31歳で初めて遊撃手としてプレーしながら、WARで球界全体をリードするチームメイトを押し退けてもいいのだろうか? ナ・リーグのMVPはオオタニとムーキー・ベッツの争いになるのは明らかだが、オオタニは誰よりも打ち、塁打もトップで、パワーもある。驚異的な数字を叩き出しているのだ。さらに盗塁もシーズン30ペース。もし50本塁打、35盗塁、400塁打を達成するものなら、オオタニはDHとしてMVPを受賞するだろう」と評した。
 
 MLB1年目で5勝0敗、防御率0.96の今永を、ナ・リーグの四半期新人王に選んだ。「MLBの投手で主役になったのは、12年総額3億2500万ドル(当時約463億円)でドジャースと契約した日本人右腕ではなく、カブスと4年総額5300万ドル(当時約77億円)で控えめな額で契約した日本人左腕のイマナガだった。防御率0.96、2.6bWARは全投手でトップ。どの球団もイマナガの攻略法が分からない。彼は新人王候補であるだけでなく、サイ・ヤング賞の候補者でもある。シーズンは長いが、実力はすでに証明されている」と、防御率0点台の今永を絶賛した。

 その他の四半期賞は、ア・リーグMVPがカイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)。サイ・ヤング賞はア・リーグがタリク・スクーバル(デトロイト・タイガース)、ナ・リーグがレンジャー・スアレス(フィラデルフィア・フィリーズ)。ア・リーグ新人王がメイソン・ミラー(オークランド・アスレティックス)で、最優秀監督にはア・リーグがマット・クアトラーロ(カンザスシティ・ロイヤルズ)、ナ・リーグがロブ・トムソン(フィリーズ)を選んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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