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「かなり良いリードオフマンだ!」ベッツ離脱後、8安打7打点2本塁打6得点の大爆発! 大谷翔平が放った21号先頭打者弾に元ドジャースGM感服

THE DIGEST編集部

2024.06.21

大谷は初回に21号先制アーチを放った。(C)Getty Images

大谷は初回に21号先制アーチを放った。(C)Getty Images

 切り込み隊長としての役割に称賛が止まない。

 現地6月20日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地で行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回の第1打席に先頭打者ホームランを放つなど3打数1安打1打点で打率.318、OPS1.006に上げた。チームも5対3で勝利を収め、4連戦のカード勝ち越しを決めた。

 今季21度目の快音はプレイボール直後に生まれた。大谷は真ん中に甘く入ったシンカーを完璧に捉えると、打球はセンターバックスクリーンへと一直線に伸びていきフェンスを越えていった。MLB公式サイトによると、打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離427フィート(約130メートル)を計測した。この一発でアトランタ・ブレーブスのマーセル・オズーナを抜き、リーグ単独トップに立った。

 10戦6発と打棒爆発の大谷はムーキー・ベッツの左手骨折により打順を1番に任されてから18打数8安打7打点2本塁打6得点と手がつけられず、リードオフマンとして申し分のない活躍で打線を牽引している。
 
 まさに水を得た魚のように破竹の勢いを見せる大谷に敏腕代理人も喝采を送っている。かつてドジャースでゼネラルマネジャー(GM)を務め、2002年には当時ヤクルトからフリーエージェント宣言した石井一久の獲得に尽力したダン・エバンス氏である。

 同氏はこの試合をネット裏から観戦しており、初回の21号ソロ弾を見届けると自身のX(旧ツイッター)をすぐさま更新。「私はショウヘイ・オオタニを10年以上見ているが、驚きの連続だ」と絶賛の言葉を送った。

 続けて同氏は、「オオタニはかなり良いドジャースのリードオフマンだ!今日、クアーズ・フィールドで彼の今季初の先頭打者アーチを生で見ることができて楽しかった」と綴り、日本人スラッガーの活躍を誰よりも喜んだ。

 18日の同カードでは今季メジャー最長の超特大弾をセンター中央部に叩き込み、19日は走者一掃の3点適時二塁打を放つなどバットの勢いが止まらない大谷。今のペースでホームランを打ち続ければ、日本人初の本塁打王に輝いた昨季の44本と変わらないペースに日米ファンの期待はますます膨らんでいる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が先頭打者アーチ!リーグトップに立つ21号ソロ弾!
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