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MLB

報復死球?から怒りのホームラン2発!パドレスのプロファーとマチャドが“倍返し”で試合を決める「これがメジャーの醍醐味」

THE DIGEST編集部

2024.06.26

2試合連続のビッグプレーでナショナルズを沈黙させたプロファー。(C)Getty Images

2試合連続のビッグプレーでナショナルズを沈黙させたプロファー。(C)Getty Images

 メジャーリーグ(MLB)のサンディエゴ・パドレスは日本時間6月26日、本拠地ワシントン・ナショナルズ戦を9ー7で勝利した。これでカード2連勝を飾ったパドレスだったが、昨日の劇的勝利が“引き金”となったのか、今回の試合も大荒れの一戦となった。

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 前日の試合では延長10回、ナショナルズが3点を獲得し勝利を大きく引き寄せていたが、直後のパドレスの攻撃でジャクソン・メリルがタイムリーヒットで1点差まで追い上げられると、2死二、三塁の場面でルイス・アライズとの対戦を嫌い申告敬遠。これに奮起したネクストバッターのジュリクソン・プロファーはライトへの痛烈なタイムリーヒットを放ち、劇的逆転勝利のヒーローに。プロファーの喜びは、ナ軍ベンチへ向かってセレブレーションをするほどだった。

 そして迎えた今回の試合、初回のプロファーの打席でナショナルズ捕手のキーバート・ルイーズとプロファーの口論が勃発。それが火種となり、両軍ベンチが飛び出す乱闘騒ぎに。直後にプロファーが足元に死球を受けるとパドレス本拠地のペトコ・パークは騒然とし、審判へ詰め寄り抗議したパドレスのマイク・シルト監督が退場するなど、まさに一触即発の雰囲気となった。

 ここで魅せたのがパドレスのマニー・マチャド。直後の打席で初球を振り抜き、痛快な2ランホームランで先制点を奪取。パドレス本拠地ペトコ・パークに漂う嫌なムードを吹き飛ばした。

 さらにはこのストーリーの張本人であるプロファーも6回に満塁ホームランを叩き込み、試合を決着させた。

 この一連の流れにSNS上では、
「見事な倍返し!」
「これは爽快」
「まさに怒りのホームラン!」
「日本球界では見られなくなった本気の戦い」
「これがメジャーの醍醐味」
などお祭り騒ぎだった。

 パドレスは主軸のフェルナンド・タティースJr.が離脱する中、代役として2番起用となっているプロファーが打率で大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)に次いでリーグ2位の活躍を見せていることがワイルドカード争いにおいて重要な要素となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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