専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「大谷翔平は、過去55年でたった1度しか達成されていない偉業に近づいている」米メディアが大きな期待「伝説の領域に…」

THE DIGEST編集部

2024.06.28

直近6試合で5本塁打と打撃好調の大谷。(C)Getty Images

直近6試合で5本塁打と打撃好調の大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、2024年シーズンに偉業を達成するかもしれない。米メディア『FanSided』のザック・プレスネル記者は6月26日の記事で、「オオタニは過去55年でたった1度しか達成されていない偉業に近づいている」と記して、大谷の三冠王の可能性に触れた。

【動画】大谷翔平の25号先頭打者アーチをチェック!

「オールスターブレイクが近づくにつれ、オオタニは伝説の領域に向かっている。18年にMLBデビューして以来、オオタニは記録を次々と打ち破り、基準を変え、野球のレベルを高めた。二刀流のスーパースターは、リトルリーグからメジャーリーグに至るまで、野球のプレー方法を変えてきた。投手としてサイ・ヤング賞の投票を獲得し、打撃ではシルバースラッガー賞を何度も受賞。そして今シーズンは手術の影響で投球できないため、打撃に集中している」

 こう記したプレスネル記者は、「今シーズンの攻撃力は驚異的だ。過去55年で、12年のミゲル・カブレラが達成して以来、誰も成しえていない統計上の異例の記録、つまり三冠王に近づいている」と、“DHの大谷”が、いかに特別なシーズンを送っているのか説明した。
 
 カブレラは12年に打率.330、44本塁打、139打点をマークし、45年ぶりに三冠王に輝いた。一方の大谷は現在、打率.322、25本塁打、61打点。打率と本塁打がナ・リーグトップで、打点はリーグ3位。打点はトップのマーセル・オズーナと「3」差で、十分トップを狙える数字を残している。

「スポーツ界の真のユニコーンは、この成績を今後も続けられるだろう」とし、MLBのあらゆるデータを網羅する『Baseball Savant』のページでは、大谷の打撃成績が今後さらに向上すると予測されているとも伝え、このような文章で記事を締めている。

「オオタニの24年シーズンは歴史に残るかもしれない」

 現地6月26日のシカゴ・ホワイトソックス戦で、ドジャース記録となる10試合連続打点を樹立した大谷は、直近6試合で18打数7安打、打率.389、5本塁打と打棒が爆発。このペースが続くようなら、57年ぶりの偉業を達成できるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】ドジャースの「奥さま会」、敵地シカゴでボートクルーズやディナーを満喫
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号