7月13日のタイガース戦で、大谷翔平(ドジャース)がメジャー通算200号本塁打に到達した。その中から、最長飛距離弾5本を改めて振り返ってみよう。
【動画】大谷翔平、リーグダントツ29号アーチは記念すべきメジャー通算200本塁打!
■1位 493フィート(約150メートル)
(2023年6月30日/ダイヤモンドバックス戦/トミー・ヘンリー)
昨年6月の締めの一撃は月間自己最多の15本塁打目で、アメリカン・リーグ記録に並んだ。ど真ん中へのスライダーにバットを一閃すると、打球は右翼席上段へ一直線。スタットキャストの計測ではエンジェル・スタジアム史上最長飛距離弾約150.3m特大弾で3年連続のシーズン30本塁打に到達した。
■2位 476フィート(約145メートル)
【2024年6月18日/ロッキーズ戦/オースティン・ゴンバー】
“打者天国”クアーズ・フィールドで放った今季第20号は今季MLB最長弾。上空を高々と舞い、バックスクリーンに設置されている木々に着弾した。内角球へのやや窮屈にも見えるスウィングだったが、いくら打球が飛びやすいことで知られる球場でも、ここまで飛ばすのは地元記者いわく「バリー・ボンズ以来」だとか。
■3位 470フィート(約143メートル)
【2021年6月8日/ロイヤルズ戦/クリス・ブービッチ】
前日は3四球と勝負を避けられていたが、初回に特大先制アーチをセンター右へ叩き込み、鬱憤を晴らした。緩めのチェンジアップをしっかりと捉えて「ボールを破壊」(MLB公式)。角度31度と高めの打球は、地元紙『オレンジカウンティ・レジスター紙』のジェフ・フレッチャー記者が「約10億フィートの一発」と表現したほど凄まじい当たりだった。 ■4位 464フィート(約141.4メートル)
【2024年5月5日/ブレーブス戦/AJ・ミンター】
本拠地ドジャー・スタジアムのセンターからやや左方向へかち上げ、「完璧でした」と手応え十分の本塁打で今季10号に達した。デーブ・ロバーツ監督は「あんな深いところまで飛ばす左打者は見たことがない」と語り、チームメイトのミゲル・ロハスは「(自分なら)あそこまで飛ばすにはボールを2回打たないと」。
■5位 463フィート(141.1メートル)
【2021年7月9日/マリナーズ戦/マルコ・ゴンザレス】
アメリカ外出身選手の歴代最多記録に並ぶ前半戦33号。打球はライトスタンドのアッパーデッキを直撃し、ジョー・マッドン監督(当時)が「463フィートなわけがない。あそこまで飛んだことが信じられない」と話せば、ベンチで見ていたチームメイトのアレックス・カッブも「500フィートを軽く超えていたと思う」と同調した。
■5位 463フィート(141.1メートル)
【2021年7月27日/ロッキーズ戦/オースティン・ゴンバー】
10対0と大差をつけられた5回、6球続けて投げられたスライダーが甘く入ったのを逃さずに打ち砕き、一矢を報いた。地元ラジオが「まるでロケットセンターから打ち上げられたよう。オーマイガー!」と驚くしかなかった一発は、投手として5勝目を挙げた翌日に飛び出しただけに驚きも倍増だった。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。X(旧ツイッター)IDは@Struggler_AKIRA。
【関連記事】「顔立ちもスタイルも抜群!」大谷翔平の妻・真美子さんが“ガールズナイト”でみせた圧倒的オーラにネット驚嘆!「1番背が高い?」「セレブな感じですね」
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■1位 493フィート(約150メートル)
(2023年6月30日/ダイヤモンドバックス戦/トミー・ヘンリー)
昨年6月の締めの一撃は月間自己最多の15本塁打目で、アメリカン・リーグ記録に並んだ。ど真ん中へのスライダーにバットを一閃すると、打球は右翼席上段へ一直線。スタットキャストの計測ではエンジェル・スタジアム史上最長飛距離弾約150.3m特大弾で3年連続のシーズン30本塁打に到達した。
■2位 476フィート(約145メートル)
【2024年6月18日/ロッキーズ戦/オースティン・ゴンバー】
“打者天国”クアーズ・フィールドで放った今季第20号は今季MLB最長弾。上空を高々と舞い、バックスクリーンに設置されている木々に着弾した。内角球へのやや窮屈にも見えるスウィングだったが、いくら打球が飛びやすいことで知られる球場でも、ここまで飛ばすのは地元記者いわく「バリー・ボンズ以来」だとか。
■3位 470フィート(約143メートル)
【2021年6月8日/ロイヤルズ戦/クリス・ブービッチ】
前日は3四球と勝負を避けられていたが、初回に特大先制アーチをセンター右へ叩き込み、鬱憤を晴らした。緩めのチェンジアップをしっかりと捉えて「ボールを破壊」(MLB公式)。角度31度と高めの打球は、地元紙『オレンジカウンティ・レジスター紙』のジェフ・フレッチャー記者が「約10億フィートの一発」と表現したほど凄まじい当たりだった。 ■4位 464フィート(約141.4メートル)
【2024年5月5日/ブレーブス戦/AJ・ミンター】
本拠地ドジャー・スタジアムのセンターからやや左方向へかち上げ、「完璧でした」と手応え十分の本塁打で今季10号に達した。デーブ・ロバーツ監督は「あんな深いところまで飛ばす左打者は見たことがない」と語り、チームメイトのミゲル・ロハスは「(自分なら)あそこまで飛ばすにはボールを2回打たないと」。
■5位 463フィート(141.1メートル)
【2021年7月9日/マリナーズ戦/マルコ・ゴンザレス】
アメリカ外出身選手の歴代最多記録に並ぶ前半戦33号。打球はライトスタンドのアッパーデッキを直撃し、ジョー・マッドン監督(当時)が「463フィートなわけがない。あそこまで飛んだことが信じられない」と話せば、ベンチで見ていたチームメイトのアレックス・カッブも「500フィートを軽く超えていたと思う」と同調した。
■5位 463フィート(141.1メートル)
【2021年7月27日/ロッキーズ戦/オースティン・ゴンバー】
10対0と大差をつけられた5回、6球続けて投げられたスライダーが甘く入ったのを逃さずに打ち砕き、一矢を報いた。地元ラジオが「まるでロケットセンターから打ち上げられたよう。オーマイガー!」と驚くしかなかった一発は、投手として5勝目を挙げた翌日に飛び出しただけに驚きも倍増だった。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。X(旧ツイッター)IDは@Struggler_AKIRA。
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