シーズン終盤戦に差し掛かろうとしているMLBでは、ストーブリーグの話題も盛り上がりをみせている。その中で、ニューヨーク・ヤンキースのフアン・ソトの去就をめぐる憶測も米国内で伝えられている。
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今オフのFA市場における最大の目玉と位置付けられてきたソトは、現所属のヤンキースやニューヨーク・メッツとの大型契約が予想されている他、ロサンゼルス・ドジャースを移籍先の候補に挙げる声も根強いようだ。ドジャース米『Sports Illustrated』では現地時間8月20日、ソトのFA移籍を占う特集記事を配信しており、ドジャース入りの可能性を論じている。
トピックでは、米紙『ニューヨーク・ポスト』のMLBインサイダー、ジョン・ヘイマン記者が『MLBネットワーク』に出演した際に、ソトの獲得可能性の高い5球団をランク付けし、ドジャースを3番目にランク付けしたことなどを紹介した上で、「ヤンキースとメッツがソト獲得に乗り出していると報じられているが、ドジャースもその可能性がある」と綴っている。
昨オフ、大谷翔平や山本由伸など、多くのトッププレーヤー獲得に巨額をつぎ込んだ経緯を踏まえ『Sports Illustrated』では、「ロサンゼルス・ドジャースが近年躊躇していないことがあるとすれば、それはお金を使うことである」と主張。さらに、「エリート・スター選手がフリーエージェントで獲得できれば、アンドリュー・フリードマン球団社長が彼にオファーを出す可能性は高い」と予想する。他にも、「ソトを獲得するのは正気の沙汰ではない。彼は、すでにムーキー・ベッツ、トミー・エドマンがいる外野陣に入ることになり、ドジャースが今年以降契約を延長すれば、テオスカー・ヘルナンデスも加わるかもしれない」とタレント揃いの顔ぶれを強調している。
加えて、「ヤンキースはソトの残留を有力視しているが、もしドジャースがロサンゼルスにもうひとりのオールスター選手を呼び寄せようと積極的な動きをみせれば、ショウヘイ・オオタニにより繰り越された契約金が役に立つだろう」と指摘。大谷が提案した年俸の“後払い”の効果にも言及している。
ソトは現地時間8月20日に行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦で、シーズン35号アーチを記録し、すでに昨年の本塁打数に並ぶなど、評判通りの打棒を発揮し続けている。今オフ、メジャー屈指のスラッガーをめぐる争奪戦は、間違いなく熾烈を極めることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】史上最年少はトラウトの20歳、ボンズ父子は5回ずつ記録...大谷が日本人初の達成者となった「30-30」にまつわる5つのトリビア<SLUGGER>
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トピックでは、米紙『ニューヨーク・ポスト』のMLBインサイダー、ジョン・ヘイマン記者が『MLBネットワーク』に出演した際に、ソトの獲得可能性の高い5球団をランク付けし、ドジャースを3番目にランク付けしたことなどを紹介した上で、「ヤンキースとメッツがソト獲得に乗り出していると報じられているが、ドジャースもその可能性がある」と綴っている。
昨オフ、大谷翔平や山本由伸など、多くのトッププレーヤー獲得に巨額をつぎ込んだ経緯を踏まえ『Sports Illustrated』では、「ロサンゼルス・ドジャースが近年躊躇していないことがあるとすれば、それはお金を使うことである」と主張。さらに、「エリート・スター選手がフリーエージェントで獲得できれば、アンドリュー・フリードマン球団社長が彼にオファーを出す可能性は高い」と予想する。他にも、「ソトを獲得するのは正気の沙汰ではない。彼は、すでにムーキー・ベッツ、トミー・エドマンがいる外野陣に入ることになり、ドジャースが今年以降契約を延長すれば、テオスカー・ヘルナンデスも加わるかもしれない」とタレント揃いの顔ぶれを強調している。
加えて、「ヤンキースはソトの残留を有力視しているが、もしドジャースがロサンゼルスにもうひとりのオールスター選手を呼び寄せようと積極的な動きをみせれば、ショウヘイ・オオタニにより繰り越された契約金が役に立つだろう」と指摘。大谷が提案した年俸の“後払い”の効果にも言及している。
ソトは現地時間8月20日に行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦で、シーズン35号アーチを記録し、すでに昨年の本塁打数に並ぶなど、評判通りの打棒を発揮し続けている。今オフ、メジャー屈指のスラッガーをめぐる争奪戦は、間違いなく熾烈を極めることになりそうだ。
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