サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が制限リストから復帰し、チーム合流を果したとメジャー公式サイト『MLB.com』をはじめ、米国内各メディアが報じた。ダルビッシュは新たに15日間の負傷者リスト(IL)に入り、ここから本格的に公式戦の登板を目指すことになる。
ダルビッシュは今季11度目の登板となった現地時間5月29日のマイアミ・マーリンズ戦の登板を最後に、左脚付け根の張りで負傷者リスト入りとなり、その後7月上旬に非公開の「家庭の事情」により、制限リストに登録されていた。
開幕投手も務めたベテランの合流は、終盤戦へと向かうチームにも勢いをもたらす。パドレスは129試合終了時点で、ナ・リーグ西地区首位のロサンゼルス・ドジャースに4.5ゲーム差の3位につけている。十分にプレーオフ出場を狙える現状、ダルビッシュの戦列復帰が近づいたことは間違いなく好材料と言えるだろう。
米誌『Sports Illustrated』も、公式サイト上でダルビッシュのチーム合流について大きく報じた。「彼が最初に制限リストに入れられた時、復帰時期は決まっていなかった。しかし、ダルビッシュは数週間前に地元の高校で実戦的な打撃練習をしているところを目撃されており、復帰が間近であることが示唆されていた」と欠場期間での動きを振り返っている。
また、「パドレスはロサンゼルス・ドジャースに4.5ゲーム差をつけられているが、ダルビッシュのような重要な先発投手が投手ローテーションに復帰すれば大きな意味を持つだろう」と評している。さらに、シーズン中盤までに多くの投手を補強したものの、新戦力は主にリリーフで起用されているとして、「トレード期限後、パドレスは間違いなく球界屈指のブルペンを擁していたが、先発ローテーションはまだ疑問符だらけだった」と指摘する。
他にも同メディアは、「ダルビッシュはマウンド上で、チームに必要なベテランの存在感を発揮するだろう。ローテーションの成功は、パドレスの2人のオールスター、ダルビッシュとジョー・マスグローブに直結している」として、同じくシーズン中の欠場を経て一足早く復帰を果たした右腕との、2本柱としての活躍に期待を寄せた。
現状ではダルビッシュの実戦復帰時期は未定となっているものの、シーズン中での登板の可能性が高まったことは間違いない。プレーオフ争いがさらに激しさを増していく中で、誰もが待ち焦がれたベテランがチームに戻ってきた。
構成●THE DIGEST編集部
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また、「パドレスはロサンゼルス・ドジャースに4.5ゲーム差をつけられているが、ダルビッシュのような重要な先発投手が投手ローテーションに復帰すれば大きな意味を持つだろう」と評している。さらに、シーズン中盤までに多くの投手を補強したものの、新戦力は主にリリーフで起用されているとして、「トレード期限後、パドレスは間違いなく球界屈指のブルペンを擁していたが、先発ローテーションはまだ疑問符だらけだった」と指摘する。
他にも同メディアは、「ダルビッシュはマウンド上で、チームに必要なベテランの存在感を発揮するだろう。ローテーションの成功は、パドレスの2人のオールスター、ダルビッシュとジョー・マスグローブに直結している」として、同じくシーズン中の欠場を経て一足早く復帰を果たした右腕との、2本柱としての活躍に期待を寄せた。
現状ではダルビッシュの実戦復帰時期は未定となっているものの、シーズン中での登板の可能性が高まったことは間違いない。プレーオフ争いがさらに激しさを増していく中で、誰もが待ち焦がれたベテランがチームに戻ってきた。
構成●THE DIGEST編集部
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