MLBロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は現地９月10日、本拠地シカゴ・カブス戦で復帰登板を果たす。６月15日の本拠地カンザスシティ・ロイヤルズ戦以来、右肩腱板の損傷によりメジャーのマウンドから約３か月離れていたが、ポストシーズンに向けての重要な戦力ということもあり、チームの大黒柱も期待をかけている。

【動画】今季４勝目を飾った山本由伸のピッチングをチェック 　９月９日にはブルペンで感触を確かめている様子が中継に映された山本。隣にはサイヤング賞３回の生ける伝説クレイトン・カーショウの姿もあり、腕の振り方や互いの持ち球のカーブについてアドバイスを送られる場面が見られた。カーショウも手術明けの今季７月下旬に復帰するも８月末に再び負傷者リスト入りで戦線離脱。ポストシーズン前のマウンド復帰ができるかも不透明な状況とあってピッチング以外の部分でチームに貢献しようとの思いが感じられる一幕だった。

　この様子にファンからは多くの反応があった。

「超一流から教わる超一流」
「めちゃくちゃ心強い」
「覚醒の予感！」
「全世界の投手が嫉妬する！」

　カブスの先発が今永昇太に決定しており、日本人対決が実現するとあってファンからの期待も高まっている。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は山本の復帰登板では最高60球の球数制限を設けると明言しているとはいえ、アメリカで初めての両投手の対決を楽しみにしたい。

構成●THE DIGEST編集部

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