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“0回vs73回”...大谷翔平とリンドーアのMVP論争にド軍メディア記者が自論も、ファン賛否「盗塁を過大評価」「最も忘れられがちなMVPになる」

THE DIGEST編集部

2024.09.13

大活躍のシーズンを送る大谷(左)とリンドーア(右)。(C) Getty Images

大活躍のシーズンを送る大谷(左)とリンドーア(右)。(C) Getty Images

 MLBシーズンも佳境を迎え、話題になっているMVPレース。ナ・リーグは大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が最有力候補として挙げられているが、最近にわかに名前が浮上したのがフランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)だ。NYの地元メディアを中心にリンドーアをMVPに推す声が増えてきた中、LAのド軍専門メディアの記者は大谷がMVPに選ばれるべき理由を改めて示した。

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 ドジャース専門メディア『Honestly Dodgers』の記者ヤコブ・ブランソン氏は現地9月12日にXでナ・リーグMVP論争について、以下のように投稿した。

フランシスコ・リンドーア:OPS .832、bWAR 6.5、守備bWAR 1.2
MLBの歴史上、OPSが.830以上、bWARが7.0以上、守備bWARが1.2 以上であったシーズンは過去に73 シーズンあった。
大谷翔平:47本塁打、48盗塁
そのようなシーズンはゼロだった。

 この投稿についてはファンから多くの賛否が集まった。

「73回達成されたものでも十分MVPに値すると思う」
「盗塁を過大評価している」
「MVPの定義を思い出してみよう。リンドーアがいなければメッツは終わりだ」
「リンドーアよりはるかに良いシーズンを送りながらもMVPはもちろん、オールスターにすら選ばれなかった選手が数多くいるだろう。事実、彼がそうだ」
「怪我人が多かったドジャースがそれでも首位にいる理由がオオタニだ」
「2024年以降、リンドーアについて語る人は誰もいないだろう。最も忘れられがちなMVPになる。大谷の50ー50シーズンは歴史に残るだろう。真のMVPだ」

 リンドーアが与えるチームへの貢献度を考えると“MVP”と呼ばれるにふさわしいと考える人は少なくない。しかし達成した記録で比較すると、リーグにとって最も価値がある選手は大谷で決まりなのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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