シカゴ・カブスの鈴木誠也は現地時間9月19日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、今季21号ホームランを放つなど2安打をマーク、7対6の勝利に貢献した。
鈴木はこの日、7試合ぶりとなるアーチでメジャー自己最多本塁打を更新。さらに10試合連続安打を記録し、打率も2割8分台に乗せるなど、絶好調といえる状態をキープしている。
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ここまで、カブスの中軸としての役割を遺憾なく発揮している鈴木だが、先月より指名打者として起用が続いている。走攻守、すべての面において高いパフォーマンスを披露してきた鈴木が打者専念という、これまでとは異なる立場でプレーし、1か月が経過した。その背番号27のここまでの内容に対する、クレイグ・カウンセル監督からの評価のコメントが、メジャー公式サイト『MLB.com』で紹介されている。
同メディアでは、9月20日に鈴木の特集記事を配信。その中で、8月16日からコディ・ベリンジャーが右翼に就き、鈴木が指名打者で出場していると説明しており、その上で、「指名打者の役割をこなすのは、誰にでもできることではない。その仕事は一見単純で、打撃に専念するだけのように思えるが、実際にはメンタル面でさまざまなストレスを感じることがある」と綴っている。
だが、ここまでの鈴木については、「DHの役割に問題なく対応している」と評価。「チームにとって大きな助けとなる」として、貢献度を称えている。
さらに、カウンセル監督のコメントとして、「DHは打席の間の時間が少し難しい。45分くらいずっと『次の打席の初球は何が来るんだろう?』と考え続けることもあり、それが少し重荷になることもある。冗談みたいに聞こえるかもしれないが、実際そうなのだ」と打者専念の難しさを語った上で、「スズキはそれをうまくこなしている。彼はその時間をうまく切り替えられているように感じる」と述べたことも記している。
また、トピックでは「スズキがDHの役割をこなせることが明確になれば、カブスが2025年のロースター構築を計画する上でも役立つだろう」と主張。今後、選手の入れ替えなども考えられる中で、来季のラインナップにより幅を持たせることができると論じている。
本塁打に加え、打点も昨季の数字に迫る70に上り、盗塁数ではメジャー自己最多の15をマークしている鈴木。メジャー3年目、首脳陣の要望に応えながら、最後まで打線の核としてチームに白星をもたらす結果も追い求めてゆく。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】鈴木誠也が左中間へ豪快な一発! 自己最多21号アーチを放つ
鈴木はこの日、7試合ぶりとなるアーチでメジャー自己最多本塁打を更新。さらに10試合連続安打を記録し、打率も2割8分台に乗せるなど、絶好調といえる状態をキープしている。
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ここまで、カブスの中軸としての役割を遺憾なく発揮している鈴木だが、先月より指名打者として起用が続いている。走攻守、すべての面において高いパフォーマンスを披露してきた鈴木が打者専念という、これまでとは異なる立場でプレーし、1か月が経過した。その背番号27のここまでの内容に対する、クレイグ・カウンセル監督からの評価のコメントが、メジャー公式サイト『MLB.com』で紹介されている。
同メディアでは、9月20日に鈴木の特集記事を配信。その中で、8月16日からコディ・ベリンジャーが右翼に就き、鈴木が指名打者で出場していると説明しており、その上で、「指名打者の役割をこなすのは、誰にでもできることではない。その仕事は一見単純で、打撃に専念するだけのように思えるが、実際にはメンタル面でさまざまなストレスを感じることがある」と綴っている。
だが、ここまでの鈴木については、「DHの役割に問題なく対応している」と評価。「チームにとって大きな助けとなる」として、貢献度を称えている。
さらに、カウンセル監督のコメントとして、「DHは打席の間の時間が少し難しい。45分くらいずっと『次の打席の初球は何が来るんだろう?』と考え続けることもあり、それが少し重荷になることもある。冗談みたいに聞こえるかもしれないが、実際そうなのだ」と打者専念の難しさを語った上で、「スズキはそれをうまくこなしている。彼はその時間をうまく切り替えられているように感じる」と述べたことも記している。
また、トピックでは「スズキがDHの役割をこなせることが明確になれば、カブスが2025年のロースター構築を計画する上でも役立つだろう」と主張。今後、選手の入れ替えなども考えられる中で、来季のラインナップにより幅を持たせることができると論じている。
本塁打に加え、打点も昨季の数字に迫る70に上り、盗塁数ではメジャー自己最多の15をマークしている鈴木。メジャー3年目、首脳陣の要望に応えながら、最後まで打線の核としてチームに白星をもたらす結果も追い求めてゆく。
構成●THE DIGEST編集部
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