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山本由伸、ロッキーズ打線を抑え込むことができず……復帰後最短の3回4失点で降板

SLUGGER編集部

2024.09.23

失点したのは6月1日の同カード、ロッキーズ戦以来。プレーオフに向けては不安な立ち上がりとなった。(C)Getty Images

失点したのは6月1日の同カード、ロッキーズ戦以来。プレーオフに向けては不安な立ち上がりとなった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が現地9月22日、本拠地でのロッキーズ戦で今季17度目の先発登板。3回4失点(4奪三振/3四球)で復帰後最短での降板となった。

 右肩の故障から9月10日に復帰し、今回が3度目の先発となる山本。ロッキーズ戦での登板は6勝目を挙げた6月1日以来となるが、この日は初回から連打を浴びて、いきなり1死満塁のピンチを招く苦しい立ち上がり。結局、5番のブレンダン・ロジャースに二塁強襲のヒットを打たれるなどして、いきなり3点を失ってしまう。

 その裏には大谷がヒットを打つも、味方の援護は得られず。だが、2回は先頭打者を空振り三振に打ち取るなどやや持ち直した様子を見せる。このイニングは四球でランナーを一人出したのみで、それ以外は無失点に抑えてみせた。
 
 2回も味方の援護なく、迎えた3イニングス目。力強い4シームで空振りを奪うなど持ち直した様子の山本だが、ロジャースに今度は二塁打を浴びてピンチを招き、ノーラン・ジョーンズにタイムリーを浴びて4失点目。球数はこの回終わって79球に達していた。

 3回裏には大谷の安打などで味方が満塁のチャンスを作るも無得点。結局0対4とビハインドのまま、山本はこの回限りで降板。4回を前に降板するのは復帰してから初めてのことだった。

構成●SLUGGER編集部

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