大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が現地9月19日の敵地マイアミ・マーリンズ戦で史上初の「50本塁打-50盗塁」を達成した。残り6試合を残した時点で「53-55」にまで到達しており、さらなる記録更新に熱い視線が注がれている。
現地23日に大谷は今季3度目、通算10度目となるナ・リーグの週間MVPを受賞した。先週に行なわれた7試合に出場して打率.500(32打数16安打)、6本塁打、17打点、7盗塁をマーク。しかも、出塁率(.543)と長打率(1.125)を足し合わせたOPSは1.668と、まるで漫画の主人公のような異次元スタッツに日米メディアは熱狂。驚愕パフォーマンスに野球ファンの話題は尽きることはなかった。
破竹の勢いで記録を塗り替え続ける日本人スターの活躍に米老舗紙は手放しで賛辞を贈っている。首都ワシントンで創刊され、147年の歴史を残る朝刊紙『The Washington Post』は伝説的なプレーヤーであるベーブ・ルースやウィリー・メイズを引き合いに出しながら、「ごめんよ、ウィリー。ショウヘイ・オオタニが野球史上最も偉大な選手なんだ」と銘打った見出しを打ち、メジャーの歴史を変えた大谷の功績を称えている。
記事では大谷が6安打3本塁打10打点2盗塁と大爆発して、「50-50」から一気に「51-51」にまで到達したマーリンズ戦に言及。そこで起きた感動的な場面に注目している。「この試合のオオタニは、あまりにも驚異的だった。そして観客は彼をダグアウトから引っ張り出して、お辞儀をさせた」と振り返り、敵地にもかかわらず観客がスタンディングオベーションでドジャースの背番号17を祝福したシーンに触れた。「オオタニはいま53-55だ。まったく馬鹿げている」と脱帽。凄まじいパフォーマンスに舌を巻いた。
また、誰も成し遂げていない世界に足を踏み入れながら、躍動を続ける大谷について「我々はいま、史上最も偉大な野球選手を見ている」と断言。ハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、ミッキー・マントル、テッド・ウィリアムスら米球界のレジェンドの名を列挙したうえで、「彼らは投手はしてなかった」と補足。本来は”投手が本業”である大谷の二刀流戦士たる価値をあらためて強調する。
さらにベーブ・ルースの名前も挙げて、「バンビーノ(ベーブの愛称)は20-20クラブにも入ってない。53-55なんて言うまでもない」と主張。時代が違うことを考慮したとしても、大谷が成し遂げた快挙は群を抜いていると論じている。
日本人ながらMLBの伝説的プレーヤーと肩を並べ、米メディアから崇められる領域にまで達している大谷。日本時間25日からは、いよいよ2位サンディエゴ・パドレスとの首位攻防3連戦を本拠地ドジャー・スタジアムで迎える。2勝すれば地区優勝が決まる天王山だけに、”無双状態”の大谷はどんなパフォーマンスをみせるのか。大いに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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破竹の勢いで記録を塗り替え続ける日本人スターの活躍に米老舗紙は手放しで賛辞を贈っている。首都ワシントンで創刊され、147年の歴史を残る朝刊紙『The Washington Post』は伝説的なプレーヤーであるベーブ・ルースやウィリー・メイズを引き合いに出しながら、「ごめんよ、ウィリー。ショウヘイ・オオタニが野球史上最も偉大な選手なんだ」と銘打った見出しを打ち、メジャーの歴史を変えた大谷の功績を称えている。
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また、誰も成し遂げていない世界に足を踏み入れながら、躍動を続ける大谷について「我々はいま、史上最も偉大な野球選手を見ている」と断言。ハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、ミッキー・マントル、テッド・ウィリアムスら米球界のレジェンドの名を列挙したうえで、「彼らは投手はしてなかった」と補足。本来は”投手が本業”である大谷の二刀流戦士たる価値をあらためて強調する。
さらにベーブ・ルースの名前も挙げて、「バンビーノ(ベーブの愛称)は20-20クラブにも入ってない。53-55なんて言うまでもない」と主張。時代が違うことを考慮したとしても、大谷が成し遂げた快挙は群を抜いていると論じている。
日本人ながらMLBの伝説的プレーヤーと肩を並べ、米メディアから崇められる領域にまで達している大谷。日本時間25日からは、いよいよ2位サンディエゴ・パドレスとの首位攻防3連戦を本拠地ドジャー・スタジアムで迎える。2勝すれば地区優勝が決まる天王山だけに、”無双状態”の大谷はどんなパフォーマンスをみせるのか。大いに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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