現地10月5日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がMLB7年目にしてキャリア初のポストシーズンに出場する。これまで6年は、ロサンゼルス・エンジェルスに所属していたこともあり、一度もプレーオフには出場していない。大谷のプレーオフ出場は米メディアも大注目している。
【動画】爽快な7分44秒! 大谷翔平の“歴史的なシーズン”に放った全54本塁打を一気にチェック
『Yahoo Sports』は、「MLBで7年目。ついにポストシーズンにオオタニの“ショウタイム”がやってきた。この6年間、オオタニはポストシーズンの傍観者だった。原因の大部分はエンジェルスという球団の無能さにあった。オオタニは球界最高選手だったにもかかわらず、野球が最も注目を集める時期に彼の姿はどこにもなかった」と、ようやく大谷がプレーオフに出場する現状を喜んだ。
「どのスポーツでも、最高の選手はプレーオフに出場してタイトルを競い合うべきだ。レブロン・ジェームズのいないNBAプレーオフ、パトリック・マホームズのいないNFLプレーオフ、コナー・マクデイビッドのいないNHLプレーオフは、不完全だと感じるだろう。残念ながら、これまで野球界は最高の舞台で最大のスーパースターを見ることができなかった。そして今ポストシーズンは大きな注目と特大のプレッシャーがかかる舞台で、球界最高背選手のプレーを見る夢が現実となった」
今シーズンの大谷は、50(本塁打)ー50(盗塁)を達成。最終的に54ー59まで数字を伸ばし、さらに.310で打率リーグ2位、本塁打(54)と打点(130)でリーグトップになるなど、歴史的なシーズンをおくった。
「大きなチャンスが訪れた時に、持てる力を存分に発揮できる選手は数少ないが、オオタニは何度もそうした選手であることを証明してきた。2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝のクローザー、50ー50を達成した次の打席でもう1本の本塁打を打った。実力を発揮するにはポストシーズンほど適した場所はない。実現の可能性は低いにせよ、右肘の手術から復帰してポストシーズンで投げるという神秘的な可能性も、オオタニという選手への興味をさらにそそる要素だ」
同メディアはさらに、プレーオフでの活躍が選手としての価値をさらに高めると説明する。
「歴史的にポストシーズンで活躍した選手と、そうでない選手は、キャリア成績に関係なく違った見方をされる。10月に素晴らしい活躍を見せる事実こそ、選手としての伝説をさらに強める要素となる。この点、オオタニはまだ白紙の状態だ。今月、ひとりの野球選手が不滅の伝説的選手になるかどうかの旅路に出る。7年目にしてそのチャンスをようやくつかんだのだ」
このように大谷への期待を示した同メディアは、次のようなフレーズで記事を締めた。
「いま世界はオオタニを待っている」
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「緊張している?」の質問に、大谷翔平は通訳を待たず「No(笑)」。念願のポストシーズンを前に、チームメイトから「お前、初めてだもんな」といじりも
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「どのスポーツでも、最高の選手はプレーオフに出場してタイトルを競い合うべきだ。レブロン・ジェームズのいないNBAプレーオフ、パトリック・マホームズのいないNFLプレーオフ、コナー・マクデイビッドのいないNHLプレーオフは、不完全だと感じるだろう。残念ながら、これまで野球界は最高の舞台で最大のスーパースターを見ることができなかった。そして今ポストシーズンは大きな注目と特大のプレッシャーがかかる舞台で、球界最高背選手のプレーを見る夢が現実となった」
今シーズンの大谷は、50(本塁打)ー50(盗塁)を達成。最終的に54ー59まで数字を伸ばし、さらに.310で打率リーグ2位、本塁打(54)と打点(130)でリーグトップになるなど、歴史的なシーズンをおくった。
「大きなチャンスが訪れた時に、持てる力を存分に発揮できる選手は数少ないが、オオタニは何度もそうした選手であることを証明してきた。2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝のクローザー、50ー50を達成した次の打席でもう1本の本塁打を打った。実力を発揮するにはポストシーズンほど適した場所はない。実現の可能性は低いにせよ、右肘の手術から復帰してポストシーズンで投げるという神秘的な可能性も、オオタニという選手への興味をさらにそそる要素だ」
同メディアはさらに、プレーオフでの活躍が選手としての価値をさらに高めると説明する。
「歴史的にポストシーズンで活躍した選手と、そうでない選手は、キャリア成績に関係なく違った見方をされる。10月に素晴らしい活躍を見せる事実こそ、選手としての伝説をさらに強める要素となる。この点、オオタニはまだ白紙の状態だ。今月、ひとりの野球選手が不滅の伝説的選手になるかどうかの旅路に出る。7年目にしてそのチャンスをようやくつかんだのだ」
このように大谷への期待を示した同メディアは、次のようなフレーズで記事を締めた。
「いま世界はオオタニを待っている」
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