ポストシーズンデビュー戦でいきなり大暴れだ。

　現地10月５日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ開幕戦に「１番・指名打者」としてスタメン出場し、２回の第２打席でポストシーズン１号３ランをマーク。５打数２安打３打点とマルチ安打の活躍を見せ、７対５のチーム先勝に貢献した。

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も 　３点ビハインドの２回２死一、二塁という場面で第２打席を迎えた大谷は、パドレス先発の右腕ディラン・シースと対峙。カウント2-1から高めのフォーシームを捉えると、快音とともに飛び出した打球は、時速111.8マイル（約179.9キロ）、飛距離372フィート（約113メートル）を計測する一時同点の右越えアーチとなった。

　試合後、パドレスの地元ラジオ局『97.3 The Fan』は、シースのインタビュー映像をXに公開。「序盤のリードを守り切れなかった」と話し始め、「落ち着いてはいたんだけど、ただうまくいかなかった。リズムがつかめない。数日かけて準備し、もう一度機会を得られればと思う。本当にがっかりだ」と心境を明かしている。

　また、４回途中６安打５失点で降板したシースは、「彼（大谷）が偉大な打者なのは明らか」とあらためて日本人スターを絶賛。さらに「彼らは素晴らしい打者だ。我慢強い」とドジャース打線を称えると、「ただうまくいかない。それがすべて」と続け、大谷に捉えられたフォーシームに関しては、「最悪の球ではない」と振り返った。

　続く第２戦は、日本時間７日午前９時３分に試合開始。ポストシーズンでも止まらない偉才のハイパフォーマンスに引き続き注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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