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「オオタニは酷いもんだよ」大谷翔平vsリンドーアの“MVP候補対決”にNY地元紙が熱視線!メッツ番記者「偉大なスーパースターの領域へ」

THE DIGEST編集部

2024.10.14

ともに「1番」で先発するリンドーア(左)と大谷(右)。それぞれの打棒がチーム浮沈の鍵を握る。(C)Getty Images

ともに「1番」で先発するリンドーア(左)と大谷(右)。それぞれの打棒がチーム浮沈の鍵を握る。(C)Getty Images

 いよいよ現地10月13日に開幕するMLBナ・リーグ「優勝決定シリーズ」。サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズを3勝2敗で制したロサンゼルス・ドジャースと、ワイルドカードから勝ち上がってきたニューヨーク・メッツが顔を合わせる。
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 ドジャース本拠地での第1戦を前に、ニューヨークの地元紙『New York Post』は大々的に特集記事を掲載。なかでも両チームの主砲であるふたりのスーパースター対決に熱い視線を送った。ドジャースの大谷翔平と、メッツのフランシスコ・リンドーアだ。

『New York Post』紙のジョン・ヘイマン記者は「たとえMVPが獲れなくても、優勝決定シリーズでスーパースターの座を射止めるのはリンドーアだ」と銘打ったコラムを執筆。ナ・リーグのMVP争いについては「DH(指名打者)を狂信的に嫌う記者がいないかぎり、オオタニが満場一致で獲得するだろう」と認めつつ、「リンドーアにとっては不運なレースだった。およそ5か月間に渡ってオオタニと渡り合ったが、珍しく2週間の怪我で離脱してしまい、その2週間でオオタニは歴史的な活躍をみせたのだ」と論じる。

 それでも、ポストシーズンではリンドーアのほうが好調だと主張。「まさに目覚ましい活躍ぶりで、スーパースターのなかでももっとも偉大な選手の領域に到達するかもしれない。球団史上初となる偉大な本塁打(フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第4戦の逆転満塁ホームラン)を放つなど、チームを本来たどり着けなかったはずの“ベスト4”へと導く原動力となった」と絶賛する。
 
 かたや大谷に対しては、「ハッキリ言って今のオオタニは調子が悪い。(パドレスとの地区シリーズは)第1戦でディラン・シースから打った本塁打から、さして何もしていないじゃないか」と主張。そのうえで「今日、簡潔な表現で知られるナ・リーグの信頼できるスカウトから最新メールが届いたんだ。そこには『オオタニは酷いもんだ』と書かれていたよ」と綴っている。

 はたして運命の第1戦はいかなる結末を迎えるのか。メッツの先発は千賀滉大で、大谷との対決はポストシーズンにして今季初となる。こちらも大きな注目を集めそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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