MLBロサンゼルス・ドジャースは現在、ナ・リーグ優勝決定シリーズを第5戦まで戦い、3勝2敗とワールドシリーズ進出に王手をかけている。この快進撃の要因のひとつとして挙げられるのが、“選球眼”だ。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 今回のシリーズではドジャースのマックス・マンシーがポストシーズンタイ記録となる12打席連続出塁を記録。同一年のポストシーズンでは史上最長記録となった。マンシーは第2戦の2打席目に本塁打を放って以降、第4戦の第5打席でメッツのリリーフ投手ダニエル・ヤングが投げた、ストライクゾーンから大きく外れるように曲がったスイーパーにバットを振らされるまで、8四球を含む12連続出塁をマークした。地元メディア『Dodger Insider』によれば、マンシーはこのシリーズでゾーン外の球を振ってヒットにならなかったのは全82球の中で6度目だったという。
この打てる球を打ち、打てない球は見送るという意識はチーム全体に共有されているものだと同メディアは指摘。実際に今回のシリーズでドジャースはゾーン外の球のスイング率は21.1%でメッツの28.2%より大幅に少ない。この数字はピッチトラッキング時代が始まった2008年以降のリーグ優勝決定シリーズとして史上3番目(2017年ドジャースが20.0%、2009年フィラデルフィア・フィリーズが20.8%)という高水準。レギュラーシーズンから25.7%でMLB5番目と優秀な成績を収めていたドジャースだが、今回のシリーズでさらに精度を上げた形だ。
詳細に見ると、特にギャビン・ラックス、クリス・テイラーが10.0%、マンシー が13.2%、フレディ・フリーマンが14.3%、アンディ・パヘスが16.7%、そして大谷翔平が17.4%。ストライクゾーンに入った時の打率はチーム全体で.314とポストシーズンに残っている4チームの中では最高となっている(次いでクリーブランドが.277)。また、ドジャースは今回のシリーズで31回の四球出塁があり、四球率は17.8%。これは1974年のドジャースと並び、リーグ優勝決定シリーズ史上最高の数値だという。
ムーキー・ベッツはこのチームの意識について「コーチたちは本当にいい準備をしてくれる。そしてみんな、自分たちを信じている。僕らはお互いを信じている。プランが正しいか間違っているかはあまり重要ではなく、少なくとも僕らは何があってもプランに従うんだ。そして、それは今のところ正しい」と話した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ドジャース対メッツ、リーグ優勝決定シリーズ第5戦のハイライト
【動画】ドジャースvsメッツ戦のライブ映像に“超大物”が映り込む!
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで! 貴重なショートカット時代も
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 今回のシリーズではドジャースのマックス・マンシーがポストシーズンタイ記録となる12打席連続出塁を記録。同一年のポストシーズンでは史上最長記録となった。マンシーは第2戦の2打席目に本塁打を放って以降、第4戦の第5打席でメッツのリリーフ投手ダニエル・ヤングが投げた、ストライクゾーンから大きく外れるように曲がったスイーパーにバットを振らされるまで、8四球を含む12連続出塁をマークした。地元メディア『Dodger Insider』によれば、マンシーはこのシリーズでゾーン外の球を振ってヒットにならなかったのは全82球の中で6度目だったという。
この打てる球を打ち、打てない球は見送るという意識はチーム全体に共有されているものだと同メディアは指摘。実際に今回のシリーズでドジャースはゾーン外の球のスイング率は21.1%でメッツの28.2%より大幅に少ない。この数字はピッチトラッキング時代が始まった2008年以降のリーグ優勝決定シリーズとして史上3番目(2017年ドジャースが20.0%、2009年フィラデルフィア・フィリーズが20.8%)という高水準。レギュラーシーズンから25.7%でMLB5番目と優秀な成績を収めていたドジャースだが、今回のシリーズでさらに精度を上げた形だ。
詳細に見ると、特にギャビン・ラックス、クリス・テイラーが10.0%、マンシー が13.2%、フレディ・フリーマンが14.3%、アンディ・パヘスが16.7%、そして大谷翔平が17.4%。ストライクゾーンに入った時の打率はチーム全体で.314とポストシーズンに残っている4チームの中では最高となっている(次いでクリーブランドが.277)。また、ドジャースは今回のシリーズで31回の四球出塁があり、四球率は17.8%。これは1974年のドジャースと並び、リーグ優勝決定シリーズ史上最高の数値だという。
ムーキー・ベッツはこのチームの意識について「コーチたちは本当にいい準備をしてくれる。そしてみんな、自分たちを信じている。僕らはお互いを信じている。プランが正しいか間違っているかはあまり重要ではなく、少なくとも僕らは何があってもプランに従うんだ。そして、それは今のところ正しい」と話した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ドジャース対メッツ、リーグ優勝決定シリーズ第5戦のハイライト
【動画】ドジャースvsメッツ戦のライブ映像に“超大物”が映り込む!
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで! 貴重なショートカット時代も
関連記事
- 「この特別なメッツを見捨てるべきではない」NY紙記者が生き延びたチームを鼓舞「生命維持装置に頼りながらも、元気いっぱいでカリフォルニアに向かう」
- メッツ逆転突破は“わずか15%”だが…「間違いなくできる」とリンドーア、アロンゾも「1年間、このチームは逆境に耐えてきた。一言で表すなら『回復力』だ」
- 「攻撃陣は十分な働きをした」ド軍敗戦、WS進出決定持ち越しも…地元記者は心配無用「ホームで勝つチャンスが2回ある」
- 「私なら第6戦ではベンチスタートを検討する」怪我で絶不調のフリーマンの“先発落ち”を米記者が提言、指揮官も「スイングが正常だとは思えない」
- 「許しがたい!」ロバーツ監督の采配に非難集中!先発右腕は“体調不良”と明かされファン激怒「ブルペンデーは今日だったんじゃないのか?」