ワールドシリーズ進出をかけ、ニューヨーク・メッツとナ・リーグ優勝決定シリーズを戦っているロサンゼルス・ドジャース。第５戦を終え、ここまで３勝２敗と両チーム譲らない白熱した展開だが、現地10月20日の第６戦では、どんな試合が繰り広げられるか。翌日に迫った本拠地での戦いに向けて指揮官も闘志を燃やしている。

　現地19日、MLB公式サイトは、前日会見に出席したデーブ・ロバーツ監督の姿を公開。その中でドジャースの名将は、ブルペンゲームで第６戦に臨む方針を示しており、「第２戦と似たようなものだが、より上手くやってくれることに期待だ。彼らをどう使うかは、まだはっきりしていない。相手がどのように打線を組むか次第」と語った。

　さらに、「明日は総力戦になる」と力を込め、「勝つために全力を尽くす」と第６戦での決着に強い意欲を示したロバーツ監督。「ここで２試合を戦う可能性がある」と第７戦までもつれ込むパターンも想定に入れつつ、「失点を防ぐために、かなりいい状態だと感じている」と話しており、今後の２試合に向けて準備万端のようだ。
  　また、一部でポストシーズンの登板に期待が寄せられていた大谷翔平に関しては、「２日間のどちらかに登板する可能性は？」とジョーク交じりの質問も。これに対してロバーツ監督は、「投げない。聞いてくれてありがとう」と笑顔で回答。質問をした記者は、「日本のテレビに出られるかと思って」と返し、会見場に笑いが起こっていた。

　各方面から熱い視線が注がれるドジャースvsメッツ。注目の第６戦は、日本時間21日午前９時８分に開始予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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