10月24日に行なわれたドラフト会議で、巨人が浦田俊輔（九州産業大）を２位指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】浦田俊輔（うらた・しゅんすけ）
【生年月日】2002年８月30日（22歳）
【出身地】長崎県
【身長／体重】170cm／70kg
【守備位置】遊撃手
【投打】右投左打
【経歴】長崎海星高→九州産業大

【2023ドラフト候補ランキング最終版｜１～10位】東洋大・細野、青山学院大・常広、国学院大・武内...１位は果たして＜SLUGGER＞
  　宗山塁（明治大）の影に隠れがちだが、走攻守すべてのセンスを絶賛される大学球界屈指の遊撃手。福岡六大学リーグでは、24年春と秋に２季連続でMVPを受賞。盗塁王を３度獲得した俊足をはじめ、巧みなハンドリングと強肩が持ち味の守備や、今年急速に増してきたパワーなど、総合力の高さはプロスカウトからも絶賛されていた。

　今年６月にはふくはらぎの怪我で日本代表選考合宿を辞退したものの、その後は故障に強い身体づくりを目指して筋力トレーニングにも励んできた。打率や出塁率にも優れることから１番の適性が高く、自らもリードオフマンにこだわりがある。巨人でも切り込み隊長としての活躍に期待したい。

構成●SLUGGER編集部

【表】2024ドラフト候補ランキング最終版１～50位一覧

【巨人の外れドラ１指名・石塚裕惺ってどんな選手？】木製バットへの対応力も高い走攻守三拍子揃った高校球界No.1ショートストップ