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佐々木朗希、移籍先に求める要素は? 米メディアが分析…ドジャース以外は、メッツ、フィリーズなども「争奪戦で注目に値する」

THE DIGEST編集部

2024.11.10

ド軍移籍が有力視されている佐々木。(C)Getty Images

ド軍移籍が有力視されている佐々木。(C)Getty Images

 ポスティングシステムによるメジャー挑戦が正式に発表された佐々木朗希だが、はたして今オフにどの球団と契約するのだろうか。現地11月9日、米大手スポーツメディア『The Athletic』のウィル・サモン記者は、「ロウキ・ササキ争奪戦:注目チームと彼の決断に影響を与えそうなもの」と題した記事を配信し、獲得競争の行方を占っている。

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 まず記事内では、契約金や年俸総額などの上限が低く制限され、マイナー契約しか結べない通称「25歳ルール」の対象だと前置きした上で、「彼にとって金銭面だけが重要事項ではないだろう」と指摘。「チームの安定性、ライフスタイル、快適さ、そしてリーグの情報筋によれば、選手育成の実績を優先する可能性が高い」と分析した。

 移籍先は、やはりロサンゼルス・ドジャースが最有力だが、「他にもいくつか球団が獲得の機会をうかがっている」という。中でも記事内で注目されたのは、ニューヨーク・メッツだ。近年は、千賀滉大と契約し、山本由伸の獲得競争にも参戦。9月にはデビッド・スターンズ編成本部長が佐々木の視察に訪れるなど、かなり関心が高いようだ。

 もちろんこうした姿勢を見せているのはメッツだけでなく、「リーグの情報筋によれば、フィラデルフィア・フィリーズも争奪戦で注目すべき球団」とのこと。ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブス、サンディエゴ・パドレスについても、「近年アジア選手を積極的にスカウト、獲得している」と紹介した。

 ただ記事の終盤では、本命ドジャースに関して、「ヤマモトとオオタニ(大谷翔平)がいる。気候が温暖。日本にも近い。選手育成システムがワールドクラス。ワールドシリーズで勝ったばかり」などと好条件を列挙。10月には、アンドリュー・フリードマン編成本部長らが登板の視察に訪れるなど、現時点でその優位性に疑いの余地はなさそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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