横浜大洋ホエールズ（現DeNA）や日本ハムファイターズで活躍した野球評論家の高木豊氏が、12月５日に自身の公式YouTubeチャンネルを更新。日本野球機構（NPB）から自由契約選手に公示された中日のライデル・マルティネスについて言及した。

　2018年に中日ドラゴンズに加入し、来日７年目を迎えるR・マルティネスは、抑えとして60試合に登板し、防御率1.09、43セーブを記録。自身2度目となるセ・リーグのセーブ王に輝いた。

　自由契約となった中日の守護神には、すでに今季リーグ３位から下剋上での日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズが調査中と噂されるなど、複数球団による争奪戦が予想されている。
【動画】「森原がセットアッパーでいけば...」R・マルティネスのDeNA獲得噂に高木豊氏が言及！ 　高木氏は今季のR・マルティネスを「（セーブの）成功率が高いよね。セーブシチュエーションで出てきた時にほとんど失敗しない」と称賛。その上で２年連続二桁セーブと昨季から抑えとして台頭してきた森原康平がいるなかで、獲得の噂が挙がるDeNAに関しても、このように語っている。

「より安定だろうね。だってマルティネスの前にセーブピッチャーの森原がセットアッパーでいけば、それは凄いと思う。それで山崎康晃とかタイトルを獲った選手がゴロゴロいる。やっぱり厚みなんじゃないの」

　さらに来季リーグ優勝を目指す古巣に「もうDeNAも本気だよ。今年は（リーグを）優勝して日本一というね、そういうところに焦点を当てていけば“マルティネス絶対必要だ”となる」と期待を込める。

　今季リーグ最多となる522得点を挙げるなど、屈指の打撃陣を誇るDeNA。絶対的な守護神を迎え入れて、攻守で盤石の布陣を揃えたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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