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“So far, so good” 大谷翔平が英語でインタビュー回答 “Everything is going well”「チャンピオンリングをはめる指はあと9本残っている」と米紙期待

THE DIGEST編集部

2024.12.06

ドジャース1年目でワールドシリーズを制し、ナ・リーグMVPに輝いた大谷。(C)Getty Images

ドジャース1年目でワールドシリーズを制し、ナ・リーグMVPに輝いた大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が米紙『USA Today』の独占インタビューに応じ、ボブ・ナイチンゲール記者の質問に英語で返答する場面があった。

「ハリウッドスターや有名人、富裕層で溢れるロサンゼルスのなかでも、最も有名で知名度が高い人物が、ロサンゼルスの制作スタジオの楽屋に座り、コマーシャル撮影の間にスポーツ界を揺るがした重大な決断について振り返った」

 このように書き始めた記事でナイチンゲール記者は、ちょうど1年前に発表された大谷とドジャースの10年7億ドル(当時約1015億円)の契約を、「スポーツ史上最大額であり、野球選手の最高契約額を64パーセントも上回る額だった」と振り返り、「野球史上最も利益が大きく、球団の在り方を変えた契約のひとつであり、フリーエージェント外野手フアン・ソトをはじめとした何世代にもわたって続く選手たちにとっての黄金律だった」と称している。

「ドジャースは大谷を獲得した1年目に、1988年以来となるフルシーズン制でワールドシリーズを制した。大谷は54本塁打、59盗塁(54ー59)という史上最高のシーズンを送り、満場一致でナ・リーグMVPに選出。ドジャースもまた球団史上2番目に多い394万人のファンを動員し、1試合平均4万9067人の観客動員を記録。5万人を超えた試合が37試合もあった」

 大谷と契約したことでドジャースは、フィールド面での結果に加えて、集客・ビジネス面でも大きな成果を挙げた。「大谷は大金持ちになった。ドジャースはさらに大儲けすることができた」。大谷とドジャースはまさに球界を席巻した。

【動画】大谷翔平&山本由伸のドジャース1年目、2024年シーズンを一挙プレーバック!
 
 2024年を「期待以上でした」とマット・ヒダカ通訳を介して振り返った大谷は、「初めてプレーオフに出場しましたし、ワールドシリーズで優勝できた。これ以上のことは望めません」と心境を明かしている。

 そんな大谷が英語で回答したシーンがあった。大谷は23年9が右に右肘を手術し、24年はリハビリを続けながらDHとして試合に出場。ワールドシリーズ第2戦で盗塁を行なった際に左肩を亜脱臼してしまい、ワールドシリーズ終了後に左肩の関節唇損傷を修復する内視鏡手術を受けている。

 右肘と左肩の状態を問われた大谷は、英語で”So far, so good(いまのところ順調です)“” Everything is going well (すべて、うまくいっています)“と回答した。

 加入1年目でワールドシリーズを制した大谷とドジャースの契約はあと9年。ナイチンゲール記者は「大谷はワールドシリーズを1度だけ勝つためにドジャースと契約したわけではない。契約はあと9年残っており、そしてチャンピオンリングをはめる指はあと9本ある」と記し、さらなるワールドシリーズ優勝を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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