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MLB

ロッキーズ専門メディアが佐々木朗希、菅野智之、小笠原慎之介の“適性”を評価「最も試練の多い球場で何ができるかをみたい」

THE DIGEST編集部

2024.12.06

来季からのメジャー挑戦を表明している小笠原(左)、佐々木(中央)、菅野(右)。写真:THE DIGEST写真部(小笠原、菅野)、Getty Images(佐々木)

来季からのメジャー挑戦を表明している小笠原(左)、佐々木(中央)、菅野(右)。写真:THE DIGEST写真部(小笠原、菅野)、Getty Images(佐々木)

 今オフのストーブリーグも、メジャーリーグに挑むNPBプレーヤーが大きな話題となっている。長くメジャー関係者により調査が行なわれてきた千葉ロッテの佐々木朗希をはじめ、米球界移籍を表明した日本人投手が現地メディアで連日、取り上げられている。

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 移籍市場でも「目玉選手」に位置付けられる佐々木は、世界一に輝いたロサンゼルス・ドジャースや、サンディエゴ・パドレス、ボストン・レッドソックスなどが獲得に乗り出すと報じられてきた。だが、佐々木をはじめ、日本で実績を残しメジャーへと飛び立とうとする日本人投手には、数多くの球団、そして現地メディアからの関心も幅広いことは間違いないだろう。

 12月5日には、コロラド・ロッキーズの情報を扱う『PURPLE ROW』でも、米球界移籍を見据える日本人プレーヤーのスキルや、球団への「適性」を論じている。

 同メディアでは、佐々木への評価として、「天才であり、若きスーパースター。ロッキーズを含む、どのチームも彼の電光石火の腕を仲間に加えたいだろう」などと、賛辞を並べている。

 さらに巨人から海外FA権行使によるメジャー移籍を目指す、菅野智之に対しても獲得の可能性について言及。「MLBでデビューする30代半ばの投手を獲得することは、特にコロラドの再建が表向きの課題である中、相応しくはないかもしれない」と説く一方で、「このスポーツで最も試練の多い球場のひとつで何ができるか見てみたい」などと主張。高地にあることで「打者有利」と評される、クアーズ・フィールドのマウンドでの投球にイメージを膨らませている。

 また同メディアは、中日ドラゴンズの小笠原慎之介の存在にも触れており、「ササキやスガノほどではないが、ここ9シーズンは中日ドラゴンズの一員として活躍している」と評価。また、「ヒットを許す傾向にある」と分析するとともに、「メジャーで生き残るにはハード・コンタクト率を抑える必要がある」などと見通している。

 またこれらの見解に加え、菅野については「ロッキーズが好むような信頼できるベテランの存在になるかもしれない」と綴っており、小笠原にも「左腕の層が薄いチームに最適な補強となる可能性も」と期待を込めている。

 やはり近年、低迷が続いているロッキーズなどの球団は特に、日本人投手のパフォーマンスが魅力的に映るのかもしれない。海を渡るサムライたちの動向に大きな注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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