専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「大谷翔平のリハビリで、ドジャースには佐々木朗希が必要不可欠」米メディアが懸念「マウンド復帰は予想よりも時間がかかるかもしれない」

THE DIGEST編集部

2024.12.10

カブスと対戦する東京ドームでの開幕シリーズでは、大谷の登板は見られなそうだ。(C)Getty Images

カブスと対戦する東京ドームでの開幕シリーズでは、大谷の登板は見られなそうだ。(C)Getty Images

“投手”大谷翔平の復帰に時間がかかるかもしれない。現地12月9日、テキサス州ダラスで開催されているウインターミーティングで、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が取材に応じ、大谷の状況について語った。

 ロバーツ監督は、2025年3月18~19日に東京ドームで行なわれるドジャース対カブスの開幕シリーズで大谷が登板する可能性は低いと明かした。

「3月にカウントダウンをスタートし、10月までそれを継続できるとは思えない。シーズン途中で休養や一時休止が必要になる。だから東京で投げる可能性は低いと思う。おそらく多くのファンはがっかりするだろう。私たちはショウヘイのために最善を尽くす。現状、(投手ではなく、打者として)プレーすることを期待している」

 続けてロバーツ監督は大谷について、「(ワールドシリーズ後に手術した)左肩のリハビリを続け、それを強く保ち、維持し、体全体の調子を整える必要がある。それから投球練習とともに打者ミーティングにも参加して準備し、DHとして打席に立つために体力をつけることが必要だ」と語った。

「そうしたハードワークをやり遂げられる選手がいるとしたら、それはショウヘイだ。左肩が投球に大きな影響を与えるとは思わないし、投球イニング数と(23年9月に手術した)右肘の状態が(投手としてプレーできる)最も大きな要因になるだろう」

【動画】“投手”大谷翔平がエンジェルス時代に見せた驚愕の13奪三振!
 
 開幕シリーズ時点で“投手”大谷を見ることはできないようだ。ただ、ドジャースは今オフに投手陣を補強。サンフランシスコ・ジャイアンツからFAとなったブレイク・スネルと5年1億8200万ドル(約273億円)で契約し、さらにコービン・バーンズ(前ボルティモア・オリオールズ)、マックス・フリード(前アトランタ・ブレーブス)、佐々木朗希といった補強が噂されている。

 それでも、米メディア『FanSided』は、「タイラー・グラスノー、山本由伸、クレイトン・カーショウ、そしてスネルを擁するドジャース投手陣は、25年を迎えるにあたって怪我のリスクが高まっている。そして、そのグループに大谷が加わった」と伝えた。

「表面上、シーズン開幕時点で大谷が登板できないのは、それほど心配することはない。しかし、少なくともドジャースはもうひとりの投手を加える必要がある。カーショウが何イニング投げられるのか分からないし、グラスノーも健康を維持するのに苦労している。トニー・ゴンソリン、ダスティン・メイ、ボビー・ミラーも耐久性に問題がある。24年のポストシーズンでローテーションが手薄になった最悪のシナリオが、ふたたび現実のものになるかもしれない。FAとなったウォーカー・ビューラー、ジャック・フラハティと再契約する可能性は低い」

 そう見通した同メディアは、「とくに佐々木は完璧な投手だ。わずかな費用でエース級の活躍が望める」と佐々木との契約を期待。「いま、チームに必要なのは、佐々木に猛プッシュしているサンディエゴ・パドレスを抑え込む方法を見つけることだ」と、争奪戦の勝利を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「再会は保証されていない」争奪戦勃発のT・ヘルナンデス、SNSアイコンを“ド軍ユニからジャケット姿”に変更「何かの兆し?」米メディア注目

【記事】「オオタニに50号打たれた選手か?」ヤクルト、元マーリンズ剛腕を獲得と米報道にファン驚愕「マジ?!」「物凄い情報がきた」

【記事】千賀滉大所属のメッツが“NPB未経験の日本人投手”とマイナー契約! 豪州→米独立からMLB挑戦の25歳に米記者が反応「面白い話だ」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号