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「ドジャースはオオタニの復帰を急がせたくない」大谷翔平の“二刀流復活”へ米メディアが特集「試合が最も重要になるときに彼が最高の状態になるように…」

THE DIGEST編集部

2024.12.11

ドジャース1年目でワールドシリーズ制覇に貢献した大谷。(C)Getty Images

ドジャース1年目でワールドシリーズ制覇に貢献した大谷。(C)Getty Images

 右肘の手術から回復を目指すため、打者専任として今シーズンを戦った大谷翔平。54本塁打・59盗塁でMLB史上初となる「50-50」に到達すると、ポストシーズンでも打撃陣をけん引し、ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献した。

 来季は二刀流復活にも期待が寄せられる中で、MLB公式サイト『MLB.com』は現地12月10日、「大谷が投球を再開。開幕までに登板する可能性は低い」と題した記事を掲載。「オフシーズンの投球プログラムを開始した」と綴りつつ、ドジャースのブランドン・ゴメスGMの発言を、次のようにまとめている。

「手術によって大谷のマウンド復帰がどの程度遅れたかとの質問に対し、ゴメスGMは『それほど遅れたようには見えない』と答えた。さらに、ドジャースはオオタニの復帰を急がせたくないとし、試合が最も重要になるときに彼が最高の状態になるように、リハビリを一歩ずつ進めていくつもりだと付け加えた」
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 さらに同記事によれば、ゴメスGMは来シーズンの“投手・大谷”の復活時期に関しても「シーズン序盤の試合は非常に重要だが、終盤に向けて彼をピークに導くことができれば、それが理想的なシナリオだと考えている」と明かしたうえで、「序盤に多くのイニングを投げる選手もいるので、彼の調子を見ることがすべてだと思う」とも語っている。

 2025年シーズンは3月18日に東京ドームで開幕する予定だが、現地9日にデーブ・ロバーツ監督が大谷の登板の可能性を否定。球界を代表するスターがマウンドに戻るために、時間をかけて様子を見ていく方針のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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