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MLB

「ヤンキース崩壊の悪夢が甦る」と米メディアが注目! ワールドシリーズ第5戦でジャッジから飛び出した“衝撃のエラー球”が意外な高値で落札目前

THE DIGEST編集部

2024.12.13

誰もが目を疑った名手ジャッジによる“世紀の落球”。現在のそのボールがMLB公式オークションに出品されている。(C)Getty Images

誰もが目を疑った名手ジャッジによる“世紀の落球”。現在のそのボールがMLB公式オークションに出品されている。(C)Getty Images

 まさかの一品がMLB公式オークションサイトに出品され、小さくない話題を呼んでいる。ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が先のワールドシリーズで犯してしまった“衝撃のエラー球”が、意外な高値をつけて注目を集めているのだ。
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 目を疑うミスが起きたのは、現地10月30日のワールドシリーズ(WS)第5戦。ロサンゼルス・ドジャースに王手をかけられるなか、1勝3敗で後がないヤンキースは序盤から攻勢を仕掛け、3回を終えて5対0とリードを奪う。だが5回表、あっという間に守備が崩れる。

 先発ゲリット・コールがこの試合初めてのヒットを浴びると、センターのジャッジがトミー・エドマンの簡単なフライを落球。さらにエラーが続いたヤンキースは一気に5失点を献上する。瞬く間に同点にされると、最後は6対7で競り負け、15年ぶりの世界制覇の夢を絶たれた。

 地元紙『New York Post』は「すべてはジャッジの落球から始まった」と厳しく糾弾。そのうえで「ワールドシリーズで惜しくも敗れたことは、おそらく死ぬまで心に残ると思う」というジャッジ悔恨のコメントを紹介した。

 MLB公式オークションサイトは現地12月2日に「WS第5戦でアーロン・ジャッジが落としたフライボール」と題して競りを開始。オークション終了となる現地12日午後8時まで数時間と迫った現時点で、注目度はさらに高まっており、入札は80件を数え、値段は1万8020ドル(約280万円)にまで達している。
 
 米ネットワーク『CBS Sports』も興味津々だ。「WSでヤンキース敗退のきっかけとなったジャッジの“落ちたフライボール”がオークションに出されている。なんと価格は締め切りを目前に控え、2万ドル近くにまで上昇中。ヤンキースの崩壊を招いたあの5回の悪夢が甦り、ボールはコレクターのアイテムとなるのだ」と紹介している。

 MLBに絡んだオークションで今年最大の話題を集めたのは、ドジャースの大谷翔平がレギュラーシーズンでいわゆる“50・50”を成し遂げた際のホームラン球だ。台湾企業による落札額は驚きの440万ドル(約6億8000万円)で、記念球の史上最高額を更新した。直近では、先のWS第1戦で同じくドジャースのフレディ・フリーマンが放った逆転サヨナラ満塁HR球のオークションが締め切り間近だ。こちらは最新で60万ドル(約9300万円)の値がついている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】MLB公式オークションに出品! WS第5戦でジャッジが落とした“実物ボール”をチェック!

【動画】名手ジャッジがまさかの落球! ワールドシリーズ第5戦で起きた決定的瞬間をチェック!
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