ロサンゼルス・ドジャースは2025年もトップ選手のほとんどを維持し、早い段階でサイ・ヤング賞を2度受賞したブレイク・スネルと契約するなど補強も行なっている。そして、オフシーズンにはまだ大型契約を結ぶ時間がたっぷりある。

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　現地16日、米スポーツニュースサイト『The Sporting News』は、『Bleacher Report』のザカリー・ライマー記者が「各球団の“最大のロースターホール”を埋めるために獲得すべきフリーエージェントをリストアップした」と報じた。その中で同記者は、「ドジャースはブルペン強化のために、パドレスのスター左腕タナー・スコットを獲得すべき」と提案している。
  　ライマー記者は、「ドジャースはテオスカー・ヘルナンデスの獲得に動いているという報道もあるが、マイケル・コンフォートが加入した今、左翼手の必要性は低下した。そのため、ドジャースはブルペンの最後尾の頼れる投手の獲得に軸足を移すべきだ」と見解を示した。

　また、『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、「スコットは獲得できる可能性がある。フリーエージェント(FA)市場で最高のリリーフ投手であることを考えると、ドジャースは彼を獲得したいはずだ。また、大谷翔平と対戦させるために他のチームがスコットを獲得しないようにするためにも、オールスター左腕の獲得を目指すべきだ」と示唆した。

　スコットは、2024年にパドレスとマイアミ・マーリンズで72試合に出場し、防御率1.75を記録、今オフシーズンに6500万ドル(約100億円)の契約を結ぶと予想される。もしドジャースがスコットを獲得できれば、それはブルペンにとって最高の補強となるだろう。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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