早くも今季初アーチだ。

　３月19日、ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスの「MLB東京シリーズ2025」の第２戦が東京ドームで行なわれ、１番・指名打者で先発出場している大谷翔平が５回表に待望の公式戦第１号となるソロ本塁打を放った。
【動画】大谷翔平が待望の今季第１号！スタンドが総立ちとなった瞬間

　甲高い打球音がドームに響いた。ドジャースが３点リードした５回、１死走者なしで第３打席に立った大谷は相手２番手ネート・ピアソンと対峙。カウント2-2から159キロの速球を捉えると打球は右中間へ。フェンス際の打球はファンの手に当たって一度はグラウンドへ戻ってきた。塁審は本塁打の判定だったが、カブス監督がチャレンジを申請する。ビデオ検証が行なわれ、場内がまだ騒然とするなか、主審がホームランをアナウンスすると、ファンは大盛り上がりとなった。
  　大谷の一発は来日中の米記者も早速反応している。米放送局『NBC Los Angeles』でドジャース番を務めるマイケル・J・ドゥアルテ氏は自身のXに「リプレイでショウヘイ・オオタニのホームランが映し出されると、東京ドームの観客は大熱狂！」と報告。続けて、「オオタニの2025年MLBシーズン初本塁打は彼の母国である東京で生まれる」とスタンド総立ちの様子を動画で共有した。

　大谷は18日の開幕戦でも１番・DHとして２安打２得点の活躍でチームの勝利に貢献した。東京シリーズ最終日に誰もが待ち望んだ一発を叩き込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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