現在MLBナ・リーグ西地区で首位を走り、MLB全体でもトップの勝率.813を誇るサンディエゴ・パドレス。その原動力として、特に投手陣が歴史的スタートを切っているとのデータを、現地4月13日にMLB公式サイトのサラ・ラングス記者が紹介した。
【動画】大谷凡退後、ベッツが“技あり”ヒット 昨オフにはオーナー一族のお家騒動の影響もあり、思うように戦力補強が進まなかったパドレス。リリーフ投手タナー・スコットが同地区ライバルのロサンゼルス・ドジャースに移籍したほか、野手陣もジュリクソン・プロファーやキム・ハソンが離脱、エース格のディラン・シースや3年連続の首位打者ルイス・アラエスのトレードも噂されている状態で開幕を迎えた。
しかしパドレスは今季開幕後は7連勝と最高の滑り出しを見せ、現在13勝3敗を記録している。特に本拠地ペトコ・パークでは10戦無敗、うち6試合完封で総失点わずか11と投手陣を中心に絶好調で、エース格の右腕マイケル・キングはリーグトップタイの3勝、守護神ロベルト・スアレスはリーグ首位の7セーブを挙げている。
また現地4月11~13日のコロラド・ロッキーズとの3連戦では8対0、2対0。6対0と全て完封勝利したパドレス。ラングス記者によると、3試合以上のカードを完封した例は過去34回あり、直近では2017年8月のクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)がカンザスシティ・ロイヤルズ相手に達成して以来8年ぶりの快挙をパドレスは成し遂げたという。
また同記者によると、開幕16試合で6度以上の完封勝利は1966年のインディアンス以来史上2回目。ホームゲームに限ると、シーズン最初の10試合で6回の完封かつ12失点未満だったのは史上初だという(米データ分析会社『OptaSTATS』参照)。
そして地元紙『the San Diego Union-Tribune』によれば、パドレスのフェルナンド・タティースJr.も投手陣の奮闘を以下のように絶賛している。
「我々の投手陣は、最初から最後まで素晴らしい仕事をしている。彼らの後ろで守備をするのは楽しい。ストライクゾーンに叩き込み続けるんだ。勢いも生んでいて、投手陣(の好投)から始まって、(打撃で得点に)つながると、全体的に本当に良い野球ができあがる」
歴史的なピッチングゲームを披露し続けているパドレス。現地4月14日からは本拠地にナ・リーグ中地区首位のシカゴ・カブスを迎えての3連戦が予定されている。パドレスにとっては現地4月4~6日に敵地で対戦した際に1勝2敗と負け越している相手であり、ホームゲームで無類の強さを誇るチームの真価が問われる連戦となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】青空の下で...ベシア&カイラさんの幸せ溢れる“キスショット”!
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しかしパドレスは今季開幕後は7連勝と最高の滑り出しを見せ、現在13勝3敗を記録している。特に本拠地ペトコ・パークでは10戦無敗、うち6試合完封で総失点わずか11と投手陣を中心に絶好調で、エース格の右腕マイケル・キングはリーグトップタイの3勝、守護神ロベルト・スアレスはリーグ首位の7セーブを挙げている。
また現地4月11~13日のコロラド・ロッキーズとの3連戦では8対0、2対0。6対0と全て完封勝利したパドレス。ラングス記者によると、3試合以上のカードを完封した例は過去34回あり、直近では2017年8月のクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)がカンザスシティ・ロイヤルズ相手に達成して以来8年ぶりの快挙をパドレスは成し遂げたという。
また同記者によると、開幕16試合で6度以上の完封勝利は1966年のインディアンス以来史上2回目。ホームゲームに限ると、シーズン最初の10試合で6回の完封かつ12失点未満だったのは史上初だという(米データ分析会社『OptaSTATS』参照)。
そして地元紙『the San Diego Union-Tribune』によれば、パドレスのフェルナンド・タティースJr.も投手陣の奮闘を以下のように絶賛している。
「我々の投手陣は、最初から最後まで素晴らしい仕事をしている。彼らの後ろで守備をするのは楽しい。ストライクゾーンに叩き込み続けるんだ。勢いも生んでいて、投手陣(の好投)から始まって、(打撃で得点に)つながると、全体的に本当に良い野球ができあがる」
歴史的なピッチングゲームを披露し続けているパドレス。現地4月14日からは本拠地にナ・リーグ中地区首位のシカゴ・カブスを迎えての3連戦が予定されている。パドレスにとっては現地4月4~6日に敵地で対戦した際に1勝2敗と負け越している相手であり、ホームゲームで無類の強さを誇るチームの真価が問われる連戦となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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