デトロイト・タイガースは現地５月１日（日本時間２日）、前田健太投手（37）をメジャーの40人枠から外し、事実上の戦力外通告（DFA）を言い渡したと発表した。
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　タイガースは、前田の今季の年俸1000万ドルの残額分である、約800万ドル（約11億6000万円）の支払いが残っており、米移籍専門サイト『MLBTradeRumors』は同右腕について「どのチームもこれほどの金額を引き受けたいとは思わないだろう」と指摘した。
  　同メディアは、続けて「今後、数日中にフリーエージェント（FA）市場へ放出される可能性が高い」と報道。前田は今後、ウェーバーにかけられ、他球団が興味を示さなければ、マイナー契約か自由契約を選択することになる。

　同右腕は、今季７試合に登板し、勝ち負けなし、防御率7.88と不調だった。そんな前田の一報にネット上では、日本人ファンも反応。「うわマジか」「悲しみ」「年金問題もあるけど...」「カープに戻ってきてくれ」「広島一択だろう」「マエケン待ってるよ」などと、日本のプロ野球への復帰に期待するメッセージが寄せられた。

　37歳右腕はMLB通算で226試合に登板し、68勝56敗、防御率4.20の成績をマーク。果たして移籍先は見つかるのか、今後の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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