ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンが、その存在感を示している。現地５日（日本時間６日）、敵地でのマイアミ・マーリンズ戦に９番・二塁でキャリア初先発を果たした。

　この試合でキム・ヘソンは４打数２安打１打点１盗塁と活躍。トミー・エドマンが10日間の故障者リスト（IL）入りしたことを受け昇格したばかりだったが、早速チームに貢献するパフォーマンスを見せた。
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  　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、キム・ヘソンの活躍を受け、メジャーリーグに留めることを検討していると明かした。同監督はドジャース専門メディア『Dodgers Nation』に対し「彼は我々のチームに活力を与えてくれる。彼のような若い選手の場合、短期的な戦力補強と同時に、将来を見据えた育成という側面がある。彼の持つ技術や能力は、まさに将来のチームにとって大きなプラスになり得ると考えている」と、その能力を高く評価した。

　一方で、球団はキム・ヘソンをメジャーリーグに留めるべきか、マイナーリーグでさらに成長させるべきかで悩んでいるようだ。ロバーツ監督は「長期的に、彼に（マイナーで）多くの打席に立ち、守備をし、アメリカの野球に慣れるための反復と機会を与えることも重要だ。何が最もポジティブな結果をもたらすのか？それが議論の中心だ」と、慎重な姿勢を示している。

　鮮烈なインパクトを残したキム・ヘソン。この活躍が、今後のドジャースの戦力構想にどのような影響を与えるのか、注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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