ロサンゼルス・ドジャースの韓国人ルーキーが、先輩・大谷翔平に感謝の気持ちを示した。

　現地５月５日に行なわれたマイアミ・マーリンズ戦で「９番・二塁」で初スタメンを飾ると、４打数２安打、１打点、１盗塁と大活躍を見せたキム・ヘソン。初安打を放った直後には、大谷が９号２ランを決め、ふたりでハイタッチを交わすなど喜びを分かち合っていた。

【動画】俊足キム・ヘソン！大谷の二塁打で生還

　日韓コンビが６日の同カードでも魅せた。１点ビハインドで迎えた７回無死一塁の場面で、キム・ヘソンは一ゴロを放ち、二塁封殺され残塁。１死一塁で打席に立った大谷が、鋭い当たりで右翼線への二塁打を放つと、キム・ヘソンは快足を飛ばし一気に生還したのだ。
  　これには同試合を中継した『SportsNet LA』も驚きのようで、「昨日の試合に続き今日もキム・ヘソンとオオタニが素晴らしい相乗効果をみせてくれた。このコンビがまたやってくれた！ 海外から来た兄弟と話題にしないといけないかもしれない」と解説が気持ちを高ぶらせながら報じた。

　試合後、キム・ヘソンは「オオタニ選手は大スターだから、話すときは少し緊張する」と明かしたと地元紙『Los Angeles Times』が伝えた。３日に３Aのオクラホマシティ・コメッツから昇格したばかりの彼は、「でもいつもオオタニ選手から話しかけたりしてくれる。そのおかげでメジャーリーグにもすぐに馴染めた」と気さくに接してくれたことに感謝した。

　大谷と同じ代理人事務所「CAA」に所属することから、以前トレーニングを一緒に行なうなど面識があったキム・ヘソン。日韓コンビが活躍する姿が現地でも大きな話題となっているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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