現地５月８日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦し、３対５で敗れた。今季初めて中５日で先発のマウンドに立った山本由伸は満塁アーチを浴びるなど５回５失点で降板。１番・DH（指名打者）でスタメンの大谷翔平は５打数１安打１打点で、９回表に11号ソロ本塁打を放ったが、チームを勝利に導くことはできなかった。
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　そんな一戦の始球式にサプライズ登場したのが、お笑い芸人で元雨上がり決死隊の宮迫博之氏だ。場内アナウンスで紹介されると「宮迫です！」のお馴染みポーズを全方位に向けて連発し、マウンドから少し前に立ってワンバウンド投球。野球経験がなく始球式も初めてというなかで、なんとか大役を全うした。

　今回の始球式は、ファッション通販サイト「ロコンド」の社長である田中裕輔氏の計らいで実現した。同じくお笑い芸人の“たむけん”ことたむらけんじ氏も参加。田中社長が今回のゲームの始球式の権利を所有していた関係で宮迫氏らにお声がかかったようだ。
  　宮迫氏は現地翌朝になって公式Ｘを更新し、始球式の画像や動画を投稿。「ダイヤモンドバックス×ドジャース戦の始球式から一夜！ 本当に貴重な体験をさせていただきました。たむけん、ロコンド田中社長、本当にありがとうございました！」と感無量の様子で、英文でのメッセージも書き添えた。

　そして仕掛け人の田中社長も公式Ｘで想いを明かしている。「始球式準備の時にふらっと取材された記事がヤフートップになってて驚きました」と綴り、「アメリカ現地の観客の皆さんにはめちゃくちゃ楽しんで頂きましたし、今後も僕流を貫いて行きたいと思います」と続けた。

構成●THE DIGEST編集部
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