大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）の投手復帰が、徐々に近づいているようだ。現地５月21日、ドジャー・スタジアムで開催予定のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦前にブルペン投球を行なった。

【動画】キャッチボールを行なう大谷

　2023年９月に右ひじ靭帯の手術を受けると、昨シーズンは投手を全休。“二刀流”はお預けとしたものの、打者に専念し「50－50」を達成するなど、野球界に衝撃を与えた。

　そんな大谷は、今季中に投手復帰をすることを目指しリハビリを続けてきた。この日、術後初めてブルペンでスライダーとカーブを投じた。全21球、直球、ツーシーム、カットボール、スプリットを含め、感触を確かめるように慎重にこなした。
  　デーブ・ロバーツ監督は「土曜日（24日）にシティ・フィールド（ニューヨーク・メッツの本拠地）で彼が何をするのか見てみたい。少し前進するかもしれないね」とほくそ笑んだと、地元紙『Los Angels Times』のジャック・ハリス記者が伝える。ライブBPで打者と対戦する可能性を問われると、同指揮官は「さあ、どうかな」と報道陣を煙に巻いたようだ。
　
　３日後、ライブBPを行なう可能性が急浮上した背番号17。再び“二刀流オオタニ”が見られる日を楽しみにしたい。

構成●THE DIGEST編集部

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