米移籍専門メディア『MLB Trade Rumors』は現地5月22日(日本時間23日)、今シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となるフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバー(32)が、4年総額1億ドル(約143億円)規模の大型契約を結ぶ可能性を報じた。
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同メディアは、シュワーバーの大型契約の噂について米記者の見解を掲載。米スポーツ局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「年平均2500万ドル(約36億円)で4年契約というのは“非常に妥当”だ」と発言し、フィリーズの地元メディア『The Philadelphia Inquirer』のスコット・ローバー記者は「シュワーバーの最近の活躍は、これまで手の届かなかった1億ドルの契約をもたらす可能性がある」と報じた。
パッサン記者はさらに、「来季開幕時に33歳となる指名打者が9桁の契約を得るのは“異例”」とコメント。そのうえで「しかし、シュワーバー自身も異例の存在であり、既存の枠組みを破る契約に値する」と主張している。
『MLB Trade Rumors』によると「指名打者として年俸2500万ドル(約36億円)、もしくは総額1億ドル以上を得た選手はいない」という。噂されているような大型契約は前例になく、最もこのケースに近いのはトロント・ブルージェイズのアンソニー・サンタンデールのようだ。
「サンタンデールは総額9250万ドル(約132億円)だが、著しい繰り延べ支払いがあり、実質的な現在価値は約7000万ドル(約100億円)だ」
また同メディアは「この年齢層の選手でこれほどの長期契約を結んだ選手はいない」と続け、「実際、33歳のシュワーバーは29歳(前回FA時)の時よりも高い評価を受ける必要がある」と、あらためてハードルの高さを指摘した。
それでも、シュワーバーのフィリーズ加入以降の打撃成績は特筆に値する。同メディアによると、「フィリーズでの通算成績は打率.224、出塁率.348、長打率.496、wRC+は131、四球率はアーロン・ジャッジとファン・ソトに次ぐ水準」だという。また、「この期間に彼よりも多くのホームランを打ったのは、ジャッジと大谷翔平だけ」と記し、圧巻のパフォーマンスだと強調した。
また、同メディアは守備力の不安を指摘。「2025年は36イニングしか守備についていない」と綴り、打撃の選手に特化しているとを伝えたうえで、以下のように記した。
「つまり、彼が何らかの価値を手にするには、この打撃を続けなければならないということだ」
最後に33歳のシュワーバーについて、こう記して締めくくった。
「33歳のDHの選手が、1億ドルの契約を手にした前例はない。シュワーバーがそれを可能にするだけの“異例の存在”であるかどうか、今後の成績と市場の動きがカギを握る」
シュワーバーは今季51試合に出場し、打率.251、17本塁打(ナ・リーグトップタイ)、37打点、38得点、39四球、OPS.957(出塁率.394、長打率.563)の成績をマーク。フィリーズの主砲はこの調子で本塁打を量産し、大型契約を勝ち取るのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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同メディアは、シュワーバーの大型契約の噂について米記者の見解を掲載。米スポーツ局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「年平均2500万ドル(約36億円)で4年契約というのは“非常に妥当”だ」と発言し、フィリーズの地元メディア『The Philadelphia Inquirer』のスコット・ローバー記者は「シュワーバーの最近の活躍は、これまで手の届かなかった1億ドルの契約をもたらす可能性がある」と報じた。
パッサン記者はさらに、「来季開幕時に33歳となる指名打者が9桁の契約を得るのは“異例”」とコメント。そのうえで「しかし、シュワーバー自身も異例の存在であり、既存の枠組みを破る契約に値する」と主張している。
『MLB Trade Rumors』によると「指名打者として年俸2500万ドル(約36億円)、もしくは総額1億ドル以上を得た選手はいない」という。噂されているような大型契約は前例になく、最もこのケースに近いのはトロント・ブルージェイズのアンソニー・サンタンデールのようだ。
「サンタンデールは総額9250万ドル(約132億円)だが、著しい繰り延べ支払いがあり、実質的な現在価値は約7000万ドル(約100億円)だ」
また同メディアは「この年齢層の選手でこれほどの長期契約を結んだ選手はいない」と続け、「実際、33歳のシュワーバーは29歳(前回FA時)の時よりも高い評価を受ける必要がある」と、あらためてハードルの高さを指摘した。
それでも、シュワーバーのフィリーズ加入以降の打撃成績は特筆に値する。同メディアによると、「フィリーズでの通算成績は打率.224、出塁率.348、長打率.496、wRC+は131、四球率はアーロン・ジャッジとファン・ソトに次ぐ水準」だという。また、「この期間に彼よりも多くのホームランを打ったのは、ジャッジと大谷翔平だけ」と記し、圧巻のパフォーマンスだと強調した。
また、同メディアは守備力の不安を指摘。「2025年は36イニングしか守備についていない」と綴り、打撃の選手に特化しているとを伝えたうえで、以下のように記した。
「つまり、彼が何らかの価値を手にするには、この打撃を続けなければならないということだ」
最後に33歳のシュワーバーについて、こう記して締めくくった。
「33歳のDHの選手が、1億ドルの契約を手にした前例はない。シュワーバーがそれを可能にするだけの“異例の存在”であるかどうか、今後の成績と市場の動きがカギを握る」
シュワーバーは今季51試合に出場し、打率.251、17本塁打(ナ・リーグトップタイ)、37打点、38得点、39四球、OPS.957(出塁率.394、長打率.563)の成績をマーク。フィリーズの主砲はこの調子で本塁打を量産し、大型契約を勝ち取るのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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