現地5月26日、ドジャースのフレディ・フリーマンと妻のチェルシーがオレンジカウンティ小児病院に100万ドルを寄付すると発表した。日本円にして約1億4300万円もの巨額の寄付となる。
オレンジカウンティ小児病院は、昨年8月にフリーマンの三男マックスくんがギラン・バレー症候群を発症した際に入院した場所だ。マックスくんは小児集中治療室(PICU)に入り、懸命な治療の末に回復。チームを離脱して10日以上もずっとマックスくんに付き添っていたフリーマンは、復帰後に「ベースボールのことなど考えられなかった。ただただ病院の椅子に座って、息子が回復するのを待ち続けていた」と涙ながらに語っていた。
今回の寄付はその恩返しも兼ねているようだ。フリーマンは以下のような声明を発表した。
「毎日PICUが満員になっているのを見て、僕とチェルシーは大きな衝撃を受けた。同時に医師、看護師、そしてケアチームの皆さんが毎日、子供たちとその家族に癒しと希望をもたらすために尽力している姿を見るのは本当に感動的だった。オレンジカウンティ小児病院がマキシマスの命を救ってくれたんだ」
フリーマン夫妻はブレーブス時代から熱心に慈善活動を行ってきた。20年には、アトランタを拠点とする慈善団体に12万5000ドルを寄付し、コロナ禍で職を失った人やホームレスの支援活動に貢献。さらに貧しい子供たちへ食事を届けるフードバンクへ5万ドル、救世軍による医療支援にも2万5000ドルを支援するなどさまざまな活動を展開し、その年のロベルト・クレメンテ賞の候補にノミネートされている。
ドジャース移籍後の23年には、自身の母校である高校にクラブハウス建設費用として50万ドルを寄付。今年に入ってからも、ロサンゼルスの山火事の消火・救援活動に尽力したロサンゼルス消防財団などに計30万ドルを援助し、さらに山火事で捨てられてしまったペットをケアする団体にも同額を寄付した。
だが、今回の100万ドルという額は、フリーマンがこれまでに行ってきた活動の中でも群を抜いて多い。それだけマックスくんを救ってくれたことへの感謝の気持ちが大きいということだろう。この寄付を受けて、オレンジカウンティ小児病院はさらに多くの子供たちを救ってくれることだろう。
構成●SLUGGER編集部
【動画】今季も打棒に衰えなし!フリーマンが5月第2週の週間MVPに
オレンジカウンティ小児病院は、昨年8月にフリーマンの三男マックスくんがギラン・バレー症候群を発症した際に入院した場所だ。マックスくんは小児集中治療室(PICU)に入り、懸命な治療の末に回復。チームを離脱して10日以上もずっとマックスくんに付き添っていたフリーマンは、復帰後に「ベースボールのことなど考えられなかった。ただただ病院の椅子に座って、息子が回復するのを待ち続けていた」と涙ながらに語っていた。
今回の寄付はその恩返しも兼ねているようだ。フリーマンは以下のような声明を発表した。
「毎日PICUが満員になっているのを見て、僕とチェルシーは大きな衝撃を受けた。同時に医師、看護師、そしてケアチームの皆さんが毎日、子供たちとその家族に癒しと希望をもたらすために尽力している姿を見るのは本当に感動的だった。オレンジカウンティ小児病院がマキシマスの命を救ってくれたんだ」
フリーマン夫妻はブレーブス時代から熱心に慈善活動を行ってきた。20年には、アトランタを拠点とする慈善団体に12万5000ドルを寄付し、コロナ禍で職を失った人やホームレスの支援活動に貢献。さらに貧しい子供たちへ食事を届けるフードバンクへ5万ドル、救世軍による医療支援にも2万5000ドルを支援するなどさまざまな活動を展開し、その年のロベルト・クレメンテ賞の候補にノミネートされている。
ドジャース移籍後の23年には、自身の母校である高校にクラブハウス建設費用として50万ドルを寄付。今年に入ってからも、ロサンゼルスの山火事の消火・救援活動に尽力したロサンゼルス消防財団などに計30万ドルを援助し、さらに山火事で捨てられてしまったペットをケアする団体にも同額を寄付した。
だが、今回の100万ドルという額は、フリーマンがこれまでに行ってきた活動の中でも群を抜いて多い。それだけマックスくんを救ってくれたことへの感謝の気持ちが大きいということだろう。この寄付を受けて、オレンジカウンティ小児病院はさらに多くの子供たちを救ってくれることだろう。
構成●SLUGGER編集部
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