現地５月30日（日本時間31日）、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地で行なわれているニューヨーク・ヤンキース戦に１番・指名打者でスタメン出場。初回の第１打席に21号ソロ、６回に両リーグ最多となる22号弾を放った。
【動画】大谷翔平が１試合２発の大活躍！圧巻22号アーチ

　スターの快進撃が続く。初回、両リーグ最多となる２戦ぶりのホームランをぶち込んだ大谷。３点を追いかける６回の第３打席はカウント３－１から左腕マックス・フリードが投じた５球目の直球（148キロ）を振り抜くと、右翼手アーロン・ジャッジの頭上を越えてスタンドに吸い込まれた。メジャーの本塁打王を独走する22号弾は打球速度112.5マイル（約181キロ）、角度42度、飛距離は383フィート（約117メートル）をマークする豪快な一発だった。
  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は大谷が２本目のアーチを放った直後、自身のXを更新。「ショウヘイ・オオタニが今季MLB単独トップとなる22号を放った。このペースでいけば、シーズン62本塁打に到達する計算だ。５月だけで15本塁打を記録し、ドジャースの球団史における月間最多本塁打記録で、デューク・スナイダーとペドロ・ゲレーロに並んだ。もはやMVPは確実か」と綴り、勢い全開の大谷を称えた。

　同メディアの敏腕記者ノア・カムラス氏も自身のXで反応。以下のようにコメントし、絶好調の大谷を絶賛した。

「ショウヘイ・オオタニはもはや異次元の存在だ。これで彼は、MLB本塁打ランキングでアーロン・ジャッジに３本差をつけて独走状態に入っている」

　驚異的なペースで本塁打を積み重ねる大谷。昨季は54本塁打でタイトルを獲得したが、今季はどこまで記録を伸ばすのか注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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