現地６月13日（日本時間14日）、ロサンゼルス・ドジャースが先発投手の補強のため、昨オフにボストン・レッドソックスに移籍したウォーカー・ビューラーを再獲得する可能性があると米スポーツメディア『Sports Illustrated』が報じた。

　同メディアは14人の投手が負傷者リスト（IL）入りしている実状に触れ、元シンシナティ・レッズGMのジム・ボーデン氏が「ドジャースはトレード期限までに、もう一人の先発投手を獲得する可能性がある」という主張を紹介した。

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  　そのうえで、「候補として名前が挙がっているのが、元ドジャースのエース右腕であるビューラーだ。トレード市場に登場すれば、ロサンゼルス復帰の可能性もあると見られている」と伝えた。

　ビューラーは2015年にドラフト１巡目（全体24位）で名門ドジャースに入団。19年と21年には二桁勝利を挙げ、オールスターに選出するなどエースとして活躍していた。しかし、22年にトミー・ジョン手術を受けて23年シーズンを全休。復帰した昨季は16試合で１勝６敗、防御率5.38と不本意な成績だったが、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズでは胴上げ投手になった。
　
　ドジャースの４年ぶり８度目の世界一に大きく貢献したビューラーが、再びドジャー・スタジアムのマウンド復帰は来るのか。LAの補強動向に今後も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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