ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、現地6月16日のサンディエゴ・パドレス戦に「1番・投手兼DH」として先発出場。2023年8月23日以来となる二刀流が復活した。
投手・大谷は、最速は100.2マイル(約161.3キロ)、平均球速は99.1マイル(約159.5キロ)を記録し、1回28球、被安打2、1失点。1回を投げ終えた時点で降板し、以降はDHとして出場を続けた。
打者・大谷は、投げた直後に打席に入った初回の第1打席こそ空振り三振に終わったものの、2死三塁で回って来た3回の第2打席で左中間を抜く適時二塁打。スコアと1対1とし、自らの失点を自らのバットで取り返して見せた。
4回の第3打席でも大谷は期待に応えた。2死一、二塁で打席に入ると、パドレスの先発ディラン・シースの2球目をスイングして右前適時打。5対2とリードを広げる1本を放った。
二刀流復活の一戦で打者・大谷は4打数2安打、2打点、1四球。先発登板の負担をものともせず、打率を試合前の.297から.300に向上させている。
【動画】ドジャースで初先発の大谷翔平、打者としても2安打2打点と活躍!
大谷のパフォーマンスを受けて米メディア『CBS Sports』は、「ドジャースでの投手デビューで100.2マイルを記録。先発して1イニングを投げ、2安打、2打点。これによりロサンゼルスでの“二刀流”始まった」と報じた。
「誰からも尊敬されるスーパースター投手として、ややさび付いた一面を見せた――28球中16球したストライクゾーンに投げられず、最初の2人に安打を打たれ、犠飛で1点を失った――が、一方で異なる4つの球種(フォーシーム9球、シンカー8球、スプリット1球、スイーパー10球)を投げ分け、フォーシームで100.2マイルを計測した」
このように投手・大谷を評した同メディアは、打者・大谷にも言及。「失点よりも多くの打点を挙げた。3回に適時二塁打を放ち、4回にも適時打を打っている」と感服した様子だった。
さらに、「ドジャースでの投手デビュー戦は、ほかのほとんどの投手にとっての、マイナーでのリハビリ登板に相当する。DHで出場し続けている大谷が実際にマイナーでリハビリ登板をすることはないからだ」と、通常の投手とは異なる復帰プロセスを経ている点も説明した。
7月のオールスター前後とも言われていた投手復帰が、突如として6月に実現。ドジャースでの“二刀流”を初披露した。投げては相手打線を抑え込み、打っては安打や打点を積み重ねる大谷の活躍を、今後も期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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投手・大谷は、最速は100.2マイル(約161.3キロ)、平均球速は99.1マイル(約159.5キロ)を記録し、1回28球、被安打2、1失点。1回を投げ終えた時点で降板し、以降はDHとして出場を続けた。
打者・大谷は、投げた直後に打席に入った初回の第1打席こそ空振り三振に終わったものの、2死三塁で回って来た3回の第2打席で左中間を抜く適時二塁打。スコアと1対1とし、自らの失点を自らのバットで取り返して見せた。
4回の第3打席でも大谷は期待に応えた。2死一、二塁で打席に入ると、パドレスの先発ディラン・シースの2球目をスイングして右前適時打。5対2とリードを広げる1本を放った。
二刀流復活の一戦で打者・大谷は4打数2安打、2打点、1四球。先発登板の負担をものともせず、打率を試合前の.297から.300に向上させている。
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大谷のパフォーマンスを受けて米メディア『CBS Sports』は、「ドジャースでの投手デビューで100.2マイルを記録。先発して1イニングを投げ、2安打、2打点。これによりロサンゼルスでの“二刀流”始まった」と報じた。
「誰からも尊敬されるスーパースター投手として、ややさび付いた一面を見せた――28球中16球したストライクゾーンに投げられず、最初の2人に安打を打たれ、犠飛で1点を失った――が、一方で異なる4つの球種(フォーシーム9球、シンカー8球、スプリット1球、スイーパー10球)を投げ分け、フォーシームで100.2マイルを計測した」
このように投手・大谷を評した同メディアは、打者・大谷にも言及。「失点よりも多くの打点を挙げた。3回に適時二塁打を放ち、4回にも適時打を打っている」と感服した様子だった。
さらに、「ドジャースでの投手デビュー戦は、ほかのほとんどの投手にとっての、マイナーでのリハビリ登板に相当する。DHで出場し続けている大谷が実際にマイナーでリハビリ登板をすることはないからだ」と、通常の投手とは異なる復帰プロセスを経ている点も説明した。
7月のオールスター前後とも言われていた投手復帰が、突如として6月に実現。ドジャースでの“二刀流”を初披露した。投げては相手打線を抑え込み、打っては安打や打点を積み重ねる大谷の活躍を、今後も期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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