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国内バスケ

主力不在でも首位キープ!ニック・ファジーカスが感じる川崎ブレイブサンダースの底力

THE DIGEST編集部

2020.02.17

ファジーカスは、16日の試合で27点をマークした。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

ファジーカスは、16日の試合で27点をマークした。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 川崎ブレイブサンダースが、連勝でバイウィークに入った。15、16日に行なわれた島根スサノオマジック戦に、それぞれ85対76、106対74で勝利。16日の試合では、大塚裕土や特別指定の水野幹太、増田啓介らが奮闘し、ベンチメンバーの充実と勢いを印象付けた。

 この連勝に手応えを感じているのが、日本代表のニック・ファジーカスだ。

「怪我人だったりいろいろ大変な状況のなか、それでもリーグで1位をキープできているところが一番重要」と語った大黒柱は、ベンチメンバーの活躍について「プレータイムが伸びて自信につながっている選手も多々いると思います。長い目で見れば、それは絶対に自分たちにとって良い要素になるはずです」と総括。日本代表PGの篠山竜青やウルグアイ代表のPFマティアス・カルファニらケガ人が続出するなか、バックアップ陣が存在感を見せたのは、今後につながる好材料だと笑顔を見せた。

 また、ファジーカスは「辻選手は1番や2番でプレーしなければいけない状況に追い込まれましたが、それがプレーオフの時期になったらもしかしたら自分たちの武器になるかもしれません」とチームのバリエーションが増えたこともポジティブに捉えている。
 
 次節の大阪エヴェッサ戦が行なわれる29日までの2週間は、「疲労も溜まっているので、最初の1週間は身体だけでなく、メンタル的にもリフレッシュする。あとの1週間は大阪戦に向けての準備」(佐藤賢次ヘッドコーチ)にあてる予定だ。ファジーカスが「ケガ人がこの休養期間にしっかりリハビリをして復帰してくれると思っている。篠山だったりが戻ってきてくれると、他の選手の負担も減って楽になってくる」と期待する主力陣が戦線に復帰すれば、川崎の勢いはさらに加速していくだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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