2003年10月29日。“神童”として全米の高校バスケ界を賑わせ、ドラフト全体1位と鳴り物入りでプロ入りしたレブロン・ジェームズがNBAデビューを果たした。それから22年、背番号23は今もリーグの最前線に立っている。
18歳から現役最年長の40歳になった現在に至るまで、数々の記録と伝説的プレーで世界中のファンを魅了してきたレブロン。ロサンゼルス・レイカーズに加入して8年目の今季は坐骨神経痛に悩まされ、開幕から欠場が続いたものの、現地11月18日のユタ・ジャズ戦でコートに立ち、NBA史上初となる23シーズン目を迎えた。
記念すべきこの一戦では、レブロンの“長寿ぶり”を示すデータとして、あるトリビアが紹介された。
それは、「レブロンがNBAデビューした後に生まれた選手が、現在リーグに82人も存在する」というものだ。
“生まれた”とは文字通りこの世に生を受けたということで、冒頭に記した03年10月29日時点では、82人の選手はまだ存在すらしていなかったことになる。
そのリストの中には今季MVP級の活躍を見せるヴィクター・ウェンバンヤマ(2004年1月4日生まれ)をはじめ、現在レイカーズでチームメイトの息子ブロニー・ジェームズ(2004年10月6日生まれ)も含まれている。
特に今年のドラフトで1巡目指名を受けたルーキーたちは大半が2004年以降の生まれで、現役最年少にして全体1位指名のクーパー・フラッグに至っては、レブロンがすでにスターの地位を確立したプロ4年目の2006年12月21日に誕生した。
若返りが進む今季のレイカーズにも、04年以降の誕生選手はブロニーを含めて3人おり、主力の八村塁(1998年2月8日生まれ)やオースティン・リーブス(1998年5月29日生まれ)、ルカ・ドンチッチ(1999年2月28日生まれ)らもレブロンのデビュー当時はまだ小学校入学前の幼児だった。
まさしく親子ほど歳の離れた後輩たちと職場をともにするレブロンだが、ジャズ戦で勝利を飾ったあとには、「仲間たちとコートに立てただけで楽しかった」と純粋にバスケットボールを楽しんだ様子。
「シーズン最初の試合に出場できなかったのは初めてだ。9歳頃からバスケットボールを始めたが、開幕戦を休んだことは一度もなかった。身体的にも、感情的にも、精神的にも試される経験だった。ひたすら練習に打ち込み、信念を持って前を向き続けたことが、今日のこの瞬間へと導いてくれた」と、充実感を滲ませた。
22年前、自分は何をしていたか――レブロンはその間、常にNBAのトップに君臨し続けていたと思うと、“キング”の凄さがわかるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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「シーズン最初の試合に出場できなかったのは初めてだ。9歳頃からバスケットボールを始めたが、開幕戦を休んだことは一度もなかった。身体的にも、感情的にも、精神的にも試される経験だった。ひたすら練習に打ち込み、信念を持って前を向き続けたことが、今日のこの瞬間へと導いてくれた」と、充実感を滲ませた。
22年前、自分は何をしていたか――レブロンはその間、常にNBAのトップに君臨し続けていたと思うと、“キング”の凄さがわかるかもしれない。
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