現地時間12月18日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でユタ・ジャズと対戦し、143－135で勝利。２連勝で今季成績をウエスタン・カンファレンス３位タイの19勝７敗とした。八村塁は終盤の３ポイントを含む13得点で勝利に貢献した。

　オースティン・リーブスとディアンドレ・エイトンが欠場のレイカーズは、ルカ・ドンチッチ、マーカス・スマート、レブロン・ジェームズ、八村、ジャクソン・ヘイズが先発。

　第１クォーター無得点に終わった八村は、第２クォーターに魅せる。

　前半残り７分45秒に右サイドの１オン１からターンアラウンドジャンパーを沈めると、３分４秒にはフリースローラインからのジャンパーもヒット。さらに２分過ぎにはドンチッチのビハインドパスからリバースレイアップを決めるなど、得点を重ねていく。

　前半にチーム全体で73得点をあげたレイカーズだが、若手中心のジャズに78得点を奪われ、５点ビハインドで後半へ。
  　第３クォーターも差が縮まらない展開のなか、速攻で八村のパスからレブロンの豪快なダンクが炸裂。クォーター終盤にはドンチッチから八村のダンクが生まれ、勢いに乗るレイカーズは第４クォーター開始１分半についに逆転に成功した。

　ここからスマートとドンチッチの３ポイントが面白いように決まり、残り４分までに12点差をつける。

　終盤、粘るジャズに４点差まで迫られたレイカーズだが、残り１分に八村が左コーナーから値千金の３ポイントを決めて主導権を掌握。今月４日のトロント・ラプターズ戦の決勝ブザービーターを彷彿とさせる、レブロンのパスからの一撃で勝利に貢献した。

　今季最多得点と最多失点を同時に更新する乱打戦を制したレイカーズは、ドンチッチが45得点、11リバウンド、14アシストのトリプルダブルに５スティールと躍動。レブロンが28得点、７リバウンド、10アシスト、スマートが17得点、ヘイズが16得点を記録した。

　八村はドンチッチに次ぐ32分47秒の出場で13得点（フィールドゴール６／10、３ポイント１／３）、３リバウンド、１アシスト、１ブロックという成績。３試合ぶりに２桁得点を奪ったほか、ダンクありミドルジャンパーあり、終盤のクラッチスリーありと、多彩な得点パターンを見せつけた。

　次戦は20日（日本時間21日）、アウェーでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。今季６勝21敗と低迷中のライバルとの“クロスタウン対決を制し、さらに勢いに乗りたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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