元王者が試練の時を迎えている。
現地時間12月31日(日本時間1月1日、日付は以下同)、デンバー・ナゲッツは、カナダのスコシアバンク・アリーナへ乗り込み、トロント・ラプターズとの2025年ラストゲームに臨んだ。
ナゲッツは先発陣のアーロン・ゴードン(ハムストリング負傷)、クリスチャン・ブラウン(左足首捻挫)、キャメロン・ジョンソン(右ヒザの骨挫傷と過伸展)に加え、大黒柱のニコラ・ヨキッチも29日のマイアミ・ヒート戦で負傷。左ヒザ過伸展のため4週間後の再検査となり、スターターを4人も欠くこととなった。
さらに、ラプターズ戦の第3クォーター残り4分には代役センターのヨナス・ヴァランチュナスも負傷。33歳のベテランは先発を任され、いずれも今季最多の23分8秒、17得点、4アシスト、3ブロックに9リバウンドを残していたが、右ふくらはぎの肉離れで4週間後に再検査を受けることになると翌日チームから発表された。
それでも、ナゲッツはラプターズ相手に約36分間リードを保持。3点リードで迎えた残り2.7秒に、ブルース・ブラウンがフリースローを2本ともミスし、直後にブランドン・イングラムが延長へ持ち込む3ポイントを決めたかに見えたが、ビデオレビューの結果ノーカウントになり、106-103で薄氷の勝利を手にした。
23勝10敗(勝率69.7%)でウエスタン・カンファレンス3位を堅持したナゲッツは、ペイトン・ワトソンが24得点、8リバウンド、2スティール、ジャマール・マレーが21得点、7リバウンド、6アシスト、ダロン・ホームズ二世が11得点、ジェイレン・ピケットが10得点を記録。
カナダ出身のマレーは「いつだって楽しいね。ここにはたくさんの友人や家族がいるから。新年に故郷の人たちの前でプレーする機会を得られるのはありがたいことだ」と、1シーズンに一度の故郷凱旋を振り返った。
さらに28歳のエースガードは、ヨキッチを含む主要5選手が離脱した状況にも自信を失っていなかった。
「いつも通りのプレーを続けるだけさ。速いプレーを心がけて、アグレッシブなディフェンスをして、リバウンドを奪うこと。チーム一丸になって、小さなことであろうとひとつひとつを着実にこなしていく必要があるんだ」
ヨキッチとヴァランチュナスが離脱したため、今後ナゲッツは206cm・102kgの新人ホームズ二世を先発センターとして起用する見込み。得点源のマレーを軸に、ワトソンやスペンサー・ジョーンズ、ティム・ハーダウェイJr.、ブルース・ブラウンらを中心にローテーションを組んでいくことになる。
現在はイースタン・カンファレンスのチームとのアウェー7連戦の最中。2日にクリーブランド・キャバリアーズ、4日にブルックリン・ネッツ、5日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、7日にはボストン・セルティックスと、タフな日程が続く。
それでも、在籍4年目を迎えた23歳のワトソンは、こう意気込んでいた。
「僕らのことを疑っている人はたくさんいると思う。ジョーカー(ヨキッチ)がいなければ、僕らはロッタリーチームだと言う人も多い。もし勝てても、それは単なるラッキーな勝利だと言う人もいるだろう。でも、このチームには戦う術を知っている選手たちが揃っているんだ」
ナゲッツにとってヨキッチは、替えが効かない唯一無二の存在。2017年12月に足首捻挫のため7戦連続で欠場した以降、5試合連続で休んだことはない。チームとしては試練の時となったが、現有戦力でどこまで持ちこたえることができるか注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ナゲッツは先発陣のアーロン・ゴードン(ハムストリング負傷)、クリスチャン・ブラウン(左足首捻挫)、キャメロン・ジョンソン(右ヒザの骨挫傷と過伸展)に加え、大黒柱のニコラ・ヨキッチも29日のマイアミ・ヒート戦で負傷。左ヒザ過伸展のため4週間後の再検査となり、スターターを4人も欠くこととなった。
さらに、ラプターズ戦の第3クォーター残り4分には代役センターのヨナス・ヴァランチュナスも負傷。33歳のベテランは先発を任され、いずれも今季最多の23分8秒、17得点、4アシスト、3ブロックに9リバウンドを残していたが、右ふくらはぎの肉離れで4週間後に再検査を受けることになると翌日チームから発表された。
それでも、ナゲッツはラプターズ相手に約36分間リードを保持。3点リードで迎えた残り2.7秒に、ブルース・ブラウンがフリースローを2本ともミスし、直後にブランドン・イングラムが延長へ持ち込む3ポイントを決めたかに見えたが、ビデオレビューの結果ノーカウントになり、106-103で薄氷の勝利を手にした。
23勝10敗(勝率69.7%)でウエスタン・カンファレンス3位を堅持したナゲッツは、ペイトン・ワトソンが24得点、8リバウンド、2スティール、ジャマール・マレーが21得点、7リバウンド、6アシスト、ダロン・ホームズ二世が11得点、ジェイレン・ピケットが10得点を記録。
カナダ出身のマレーは「いつだって楽しいね。ここにはたくさんの友人や家族がいるから。新年に故郷の人たちの前でプレーする機会を得られるのはありがたいことだ」と、1シーズンに一度の故郷凱旋を振り返った。
さらに28歳のエースガードは、ヨキッチを含む主要5選手が離脱した状況にも自信を失っていなかった。
「いつも通りのプレーを続けるだけさ。速いプレーを心がけて、アグレッシブなディフェンスをして、リバウンドを奪うこと。チーム一丸になって、小さなことであろうとひとつひとつを着実にこなしていく必要があるんだ」
ヨキッチとヴァランチュナスが離脱したため、今後ナゲッツは206cm・102kgの新人ホームズ二世を先発センターとして起用する見込み。得点源のマレーを軸に、ワトソンやスペンサー・ジョーンズ、ティム・ハーダウェイJr.、ブルース・ブラウンらを中心にローテーションを組んでいくことになる。
現在はイースタン・カンファレンスのチームとのアウェー7連戦の最中。2日にクリーブランド・キャバリアーズ、4日にブルックリン・ネッツ、5日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、7日にはボストン・セルティックスと、タフな日程が続く。
それでも、在籍4年目を迎えた23歳のワトソンは、こう意気込んでいた。
「僕らのことを疑っている人はたくさんいると思う。ジョーカー(ヨキッチ)がいなければ、僕らはロッタリーチームだと言う人も多い。もし勝てても、それは単なるラッキーな勝利だと言う人もいるだろう。でも、このチームには戦う術を知っている選手たちが揃っているんだ」
ナゲッツにとってヨキッチは、替えが効かない唯一無二の存在。2017年12月に足首捻挫のため7戦連続で欠場した以降、5試合連続で休んだことはない。チームとしては試練の時となったが、現有戦力でどこまで持ちこたえることができるか注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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