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NBA

コロナ対策で無観客試合を検討するNBAにレブロンが否定的な意見「アリーナにファンがいないならプレーしない」

ダンクシュート編集部

2020.03.08

レブロンは無観客試合について「ファンなしでプレーするなんてあり得ない」と否定的な意見を述べた。(C)Getty Images

レブロンは無観客試合について「ファンなしでプレーするなんてあり得ない」と否定的な意見を述べた。(C)Getty Images

 中国・武漢を中心に拡大の一途を辿る新型コロナウイルスは、日本や韓国などアジアにとどまらず、イタリアやイングランドなど欧州、そしてアメリカでも猛威を振るっている。すでにサッカー界では開催延期や無観客試合を決定している国がいくつも出ている。

 少なくとも100か国、10万5000人以上が感染し、『ABC NEWS』によれば死者は3555人以上にのぼっているとされる新型コロナウイルス。北米ではNBAとNHL(アイスホッケー)のレギュラーシーズンが開催中で、3月に入ってNBAは「我々は職員やチーム、選手、そしてファンの健康と安全を最優先に考えている。NBAの各チームと、CDC(アメリカ疫病予防管理センター)、感染症のスペシャリストらとともに新型コロナウイルスの状況を常に監視している」との声明を発表し、選手たちも危機感を募らせていた。

 ポートランド・トレイルブレイザーズのCJ・マッカラムは自身のツイッターで、「オレゴン州レイクオスウィーゴにもコロナウイルス感染者が出た。必ず、石鹸で20秒以上手洗いをし、咳をする時は口を覆うようにしよう。俺は当面、サインをしないことを正式に発表する」と投稿。
 
 ボストン・セルティックスのオールスターガード、ケンバ・ウォーカーは、サインを自粛する案について「悪いアイデアじゃない」と前置きしたうえで、「僕はファンのためにサインは続けていくつもりでいる。ただ、自分のペンを持ち歩くようにするかもしれない」と語っていた。

 昨年のドラフト1巡目9位でワシントン・ウィザーズに入団した八村塁も、「消毒ペーパーとか持ち歩いていて、いつでも使えるようになっている。家族から少し聞いているくらいなんですけど、学校が全部休みなったり今までにあまりないことで、自分が子どもの頃を考えたらあり得ない話なので、それだけ日本は大変なんだと感じます。やっぱりオリンピックをどうしてもやりたいというのはあります。みんなで一緒に手洗いとかうがいとか1人ずつが気を使っていれば広がらないと思うので、オリンピックのためだけではなく日本のためにやってもらいたい」とメッセージを送っている。
 

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